2009年6月24日 (水)

[特別版]VOUKの全演奏記録(2001.10.28~2009.6.21)

ちょっと見辛いかも知れませんが、旧Home Page 閉鎖に伴い「こんなの歌いました」の頁が無くなりましたので、それまでの VOUK の全演奏記録の一覧を[特別版」としてこちらに掲載致します。とくに注釈の無い曲はVOUK単独演奏です。なお、各イベントの写真は、右カラムにリンクされている VOUK's Photo Album 保管庫にてご覧頂けます。

                             by V.O.U.K.'s Weblog 管理人・宮下

===公民館講座時代( V.O.U.K. 結成以前)===

2001.10.28 2001シビックコンサート(牛久市民会館大ホール)
 "When The Saints Go Marching In""Amazing Grace""Oh Happy Day" with コージ先生

 ===V.O.U.K.結成以降===

2002.08.24 CD(Sing A Song !!)の為のレコーディング(中央公民館音楽室)
"Down By The Riverside"

2002.11.15 小滝コージ先生のライブの Opening Act(Hamona Cafe / 牛久)
"上を向いて歩こう""Down By The Riverside""Deep River""Oh Happy Day"

2002.12.01 Gospel & Christmas Concert(八丁堀勤労会館大ホール)
"上を向いて歩こう""Down By The Riverside""Deep River"

2003.02.08 二期生卒業記念 Valentine Concert(牛久市民会館大ホール)
~小滝コージ先生、二期生、Angels(春日部)、 Gospel 4(市原)、立川、浦和のコージ・ファミリーの皆さん等と共演しました~
"Hallelujah""上を向いて歩こう""When The Saints Go Marching In""Deep River""Down By The Riverside""ひょっこりひょうたん島""Nobody Knows The Troubles I've Seen""Oh Happy Day"

2003.07.26 牛久カッパ祭(特設会場フリーステージ)
"Hallelujah""Oh Happy Day""Amazing Grace""Down By The Riverside""ひょっこりひょうたん島""When The Saints Go Marching In""Deep River"

2003.08.23 CD(Sing A Song! 2)の為のレコーディング
(中央公民館視聴覚室)
"O Come All Ye Faithful"

2003.12.13 Gospel & Christmas Concert(八丁堀労働スクエア東京大ホール)
"O Come All Ye Faithful""ひょっこりひょうたん島" by VOUK
"Stir Up '98" with 小滝コージ先生

2004.03.13 牛久市生涯学習のつどい(牛久市民会館大ホール)
"Amazing Grace (waltz)""上を向いて歩こう""Down By The Riverside II""Oh, Happy Day"

2004.07.31 牛久かっぱ祭(特設ライブステージ)
"Amazing Grace (waltz)""Down By The Riverside II""This Little Light Of Mine""Love Love Love""Speak To Me"

2004.12.25 ~A Gift Of Christmas Day 2004~GOSPEL CONCERT
(牛久中央生涯学習センター多目的ホール)
(with 小滝コージ、T、JUN@平塚、ぷりむろーずU@浦和、Happy Berry@宇都宮、Holy Bright@牛久、川崎舞@ピアノ)
"Silent Night" with All Cast
"The Glory Day"(back chorus for Happy Berry 宇都宮)
"O Come All Ye Faithful""Celebrate""Deep River" by VOUK
"Stir Up '98" with Happy Berry, 小滝コージ先生
"Oh Happy Day""Speak To Me" with All Cast

2005.01.29(Sat) 『歌の贈りもの』(東京・駒場エミナース大ホール)
"The Glory Day"(back chorus for Happy Berry 宇都宮)
"Celebrate""Deep River" by VOUK
"Stir Up '98" with Happy Berry, 小滝コージ先生

2005.03.26(Sat) 3回目のレコーディング(牛久 中央生涯学習センター視聴覚室)
"Celebrate"

2005.06.05(Sun) 『みやぎぐ』(宇都宮市民芸術祭)
"The Glory Day"(back chorus for Happy Berry 宇都宮+2)
"ひょっこりひょうたん島"(with Happy Berry 宇都宮+2)
"When The Saints Go Marching In""Celebrate" by VOUK
"Oh Happy Day""Why We Sing"(with Happy Berry 宇都宮+2)

2005.07.30(Sat) 牛久かっぱ祭りライブステージ with コージ先生
("Oh Happy Day" : Holy Bright さんにコーラスで参加)
"When The Saints Go Marching In""Amazing Grace""I Got Shoes""Deep River""Celebrate""Why We Sing"
"Speak To Me" (Holy Bright さんがコーラスで参加)

2005.10.30(Sun) 牛久市文化協会主催『Civic Concert』(牛久中央生涯学習センター文化ホール)
"O Come All Ye Faithful""上を向いて歩こう""Deep River" (ピアノ伴奏:リカさん@HolyBright)

2006.02.11(Sat) 『Valentine☆Concert 2006 in USHIKU』
(牛久中央生涯学習センター文 化ホール)
(with 小滝コージ、Happy Berry@宇都宮、ぷりむろーずU@浦和、 Holy Bright@牛久、チャン=ナベくん@小江戸クワイア、各地のコージ・ファミリーの皆さん)
"Oh Happy Day""Amazing Grace" with All-Cast
"When The Saints Go Marching In""Make Us One""Joyful Joyful" by VOUK
"見上げてご覧夜の星を" by VOUK星組 (指揮:小滝コージ先生)
"The Longest Time" by 牛久ユナイテッド(Holy Bright + VOUK の男性ユニット)
"His Eye Is On The Sparrow" by VOUKプリンセス (ピアノ伴奏:小滝コージ先生)
"Joy""In The Sanctuary""Why We Sing""Speak To Me""Oh Happy Day" with All-Cast + Guests

2006.05.21(Sun) 『Musica Festa di Tsukuba 2006 in USHIKU』
(牛久中央生涯学習センター文 化ホール)
"His Eye Is On The Sparrow""Hail Holy Queen"(ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)

2006.05.28(Sun) 『宇都宮市民音楽祭ミヤギグ(Miya Street Gig)』
(@宇都宮オリオン通りHステージ)
(Happy BerryさんのサポートとしてTAKさん@Holy Bright と共に貸切バスで遠征)
"Hail Holy Queen""His Eye Is On The Sparrow""Joyful Joyful" with TAKさん
"Amazing Grace""In The Sanctuary" with Happt Berry + チャン=ナベくん + TAKさん

2006.07.17(Mon) 『Muse Summer Concert 2006』(牛久中央生涯学習センター多目的ホール)
指揮:小滝コージ先生
"Hail Holy Queen""His Eye Is On The Sparrow"(ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)
"Oh Happy Day"(出演者全員での合同演奏)

2006.07.30(Sun) 『牛久かっぱ祭りライブステージ』(牛久中央生涯学習センター前広場)
"Hail Holy Queen""His Eye Is On The Sparrow""Joyful Joyful""Hallelujah, I Just Wanna Praise The Lord""きみは愛されるため生まれた""In The Sanctuary"

2006.10.29(Sun) 牛久市文化協会主催『Civic Concert』(牛久中央生涯学習センター文化ホール)
"His Eye Is On The Sparrow""Hail Holy Queen""きみは愛されるため生まれた"
 (全曲ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)

2006.12.24(Sun) 『2006 Xmas Concert in USHIKU』(牛久中央生涯学習センター多目的ホール)
(with Happy Berry@宇都宮、The Holy Voices@市原、永木勝美さん(pf))
"Joy To The World""The First Noel" with All-Cast
"Hallelujah (I Just Want To Praise The Lord)""All Day Long""Highest Praise" by Happy Berry
"This Little Light Of Mine""見上げてごらん夜の星を""未来予想図 II " by The Holy Voices
"O Come All Ye Faithful" by VOUK
"Hai Holy Queen" by VOUK(ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)
"Make Us One" by VOUK
~Intermission~
"Deep River" by Men's VOUK(ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)
"三日月" by GMC
"Santa Claus Is Coming To Town""My Life Is In Your Hand" by VOUK Princess(ピアノ伴奏:永木勝美さん)
"I Will Follow Him""Jesus Is The Answer""Joyful Joyful""When You Wish Upon A Star""Silent Night" with All-Cast

2007.01.07(Sun) 牛久市主催『成人式記念式典』(牛久中央生涯学習センター文化ホール)
"Joyful Joyful""きみは愛されるため生まれた" with 小滝コージ先生

2007.06.10(Sun) 『Musica Festa di Tsukuba 2007 in TSUKUBA』(ノバ・ホール@つくば市)
"Make Us One""Deep River"(ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)

2007.07.28(Sat) 牛久かっぱ祭りライブステージ with コージ先生
"Make Us One" ア・カペラ@客席
"This Little Light Of Mine" by Kotakids
"Seasons Of Love"

2007.10.28(Sun) 牛久市文化協会主催『Civic Concert』(牛久中央生涯学習センター文化ホール)
"Seasons Of Love""Total Praise""Make Us One" (全曲ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)

2007.11.17(Sat) Gospel Concert 2007 ~JOY~(浦和会館小ホール)
"This Little Light Of Mine" by Kotakids
"Praise Him All Ye Little Children" by Kotakids(ピアノ伴奏:小滝コージ先生)
"When The Saints Go Marching In" by Kotakids with 小滝コージ先生+Special Guests
"Joyful Joyful""Seasons Of Love""Precious Lord, Take My Hand / You've Got A Friend"
"Oh Happy Day" Back Chorus for 歌舞伎町クワイア with 小滝コージ先生+Special Guests+小江戸クワイア+Kotakids

2008.05.24(Sat) 『Let's Enjoy Music Concert』(牛久中央生涯学習センター多目的ホール)
"Hail Holy Queen""Total Praise"
"世界に一つだけの花" with 会場のお客様

2008.05.25(Sun) 『野外ライブ@牛久弥七テラス』
"Oh, How I Love Jesus""Amazing Grace""Can't Nobody Do Me Like Jesus" by Kotakids with いとうさん
"Hail Holy Queen""Down By The Riverside""世界に一つだけの花""Seasons Of Love""Total Praise"
"When The Saints Go Marching In""Oh Happy Day" with Kotakids

2008.06.15(Sun) 『15th Musica Festa di TSUKUBA 2008』(つくば市市民ホールくきざき)
"Hail Holy Queen""Total Praise" ピアノ伴奏:田中優子さん@The Holy Voices 市原

2008.07.26(Sat) 『うしくかっぱ祭ライブステージ』
"Marvelous Things" by Kotakids with 小滝コージ先生&いとうさん&V.O.U.K. Members
"Amazing Grace" by Kotakids with 小滝コージ先生&いとうさん&TAKさん
"Can't Nobody Do Me Like Jesus" by Kotakids with 小滝コージ先生&いとうさん
"Kumbaya""Down By The Riverside""世界に一つだけの 花" with 小滝コージ先生
"When The Saints Go Marching In""Oh Happy Day" with Kotakids & 小滝コージ先生

2008.09.28(Sun) 牛久市文化協会主催『Civic Concert』(牛久中央生涯学習センター文化ホール)
"Hail Holy Queen""You Raise Me Up""世界に一つだけの花"(全曲ピアノ伴奏:田中 優子さん@市原)

2008.10.25 CDの為のレコーディング(牛久市栄西町内会集会所)
"Hail Holy Queen"

2008.11.23(Sun) 『TAKさんとおぜりーさんの結婚式披露宴』(Wishton Hotel ユーカリが丘)
(新郎 新婦 with ぷりむろーずU & The Holy Voices & FRIEDE & VOUK の各クワイアの有志一同)
"O Come All Ye Faithful""Joyful Joyful""Total Praise""Oh Happy Day"
 

2009.06.21(Sun) 『16th Musica Festa di TSUKUBA 2009』(つくば市ノバホール)
"Make Us One" "You Raise Me Up" ピアノ伴奏:田代さん

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2009年5月10日 (日)

管理人の独り言 Vol.052

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The History Of Blue Note - 70th History

Apple の iTunes Store のみでダウンロード販売されているコンピ・アルバム。JAZZ レコードを製作発売してきたアメリカの老舗 Blue Note Records の創業70周年を記念して、その歴史を網羅すべく選ばれた70曲を、バラ売りで1曲150円、アルバムまるごと全70曲では1500円でダウンロード可能です。256kbps 44100kHz の音楽ファイルが全70曲で容量は 835.6MB 有ります。CDに換算すると10枚分以上かな??。ジャズでも聴いてみたいけど何処から入れば良いの?という方や、Blue Note の CD を買う時の「聴いて選べるカタログ」としても良いかも。最初期のブギウギピアノから、最近のノラ・ジョーンズに至るまで、時代順に収録されています。

入手方法は、ネットに繋がる環境に在る PC 内の iTunes を起動して、左側のカラムの iTunes Store をクリックすると、自動的に iTunes Store に繋がりますので、右上の検索ウィンドウに Blue Note と打ち込めば、下段のリストの上位に出て来ます。リスト内の曲名をクリックすればサンプルを30秒程試聴出来ます。欲しい曲が10曲未満なら、個別に購入の方が安上がりです。購入にはクレジットカードまたはコンビニなどで売られている iTunes Music Card を使います。

#iTunes とは:APPLE が無料でダウンロード配布している音楽ファイル管理ソフトで、Windows XP SP2 以降または Mac OS 10.4 以降の環境が必要です。本来は各種 iPod や iPhone に音楽ファイルを書き込むために作られたソフトですが、PC 上で音楽ファイルを管理するためだけに使っている方も居ます。但し、SONY の Walkman 用にダウンロードした音楽ファイルの中には、そのままでは iTunes に読み込めない特殊な形式のファイルが有りますので、ご注意下さい。

「オマケ情報」iTunes Music Store には、ライブで使えそうなカラオケも沢山有りますぞ(^^)。

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2008年12月19日 (金)

管理人の独り言 Vol.051

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倫理論集 I (セネカ哲学全集)

前回の記事(管理人の独り言 Vol.050)で『Hail Holy Queen』の解説を寄稿して下さった友人の兼利琢也先生が訳をされた新刊(怒りについて 他二篇 (岩波文庫 青 607-2))が出版されたとのことで、ご紹介させて頂きます。

彼は、『セネカ哲学全集』(上の写真をご参照下さい)などの編纂にも参加されている他、新しいラテン語の辞書の出版にも関わるなどの大活躍をされております。まあ、さすがにいきなり『セネカ哲学全集』を手に取るのはキビしいかも知れませんが、12月16日に岩波書店から文庫本で出版された『怒りについて』(訳:兼利琢也先生)を本屋さんで見かけましたら、どーかひとつよろしくお願い致します(^^)。

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2008年12月 7日 (日)

ぽてあやとうさん見聞録 vol.003

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黒人霊歌は生きている―歌詞で読むアメリカ


『黒人霊歌は生きている(ウェルズ恵子)』を読んで

正直に言うと、構成のせいか多少読みづらい本でした。参考になることも多いのですが、読み終えてすぐに「ここが印象に残った」、というところが思い起こしづらいのです。

しかし、筆者も言うように日本ではどうしてもやや感傷的に捉えられがちな古い甘美なゴスペルソングも、元のもとをただせば私などの想像がはるかに及ばない壮絶な環境の中から生まれてきたのだ、ということだけは改めて認識させられました。

以下、私なりに印象に残ったところを再構成してみました。自分のメモ用なので非常な長文です。それでも原書よりは短いですが。

【概要】

黒人霊歌は本来、黒人が自分達のためだけに歌うものであった。しかし、多数の白人が興味を示したために聴き手の好みに応じて変化してきた。
筆者は本書で、元々の黒人霊歌とはどんなものであったかを探ると共に、時代の要請に応じて姿を変えてきた黒人霊歌の変遷をたどっている。

広く知られている黒人霊歌は「スウィング・ロー・スウィング・チャリオット」のように、心を慰める甘美なものや、清らかでひた向きで敬虔なものである。しかし隷属状態の人々の歌の中には本来、憎悪や恐怖といった感情が言葉の中に隠されていた。しかし、白人の聴衆に向けたステージ用の歌や教会の合唱団用の歌からは、それらの負の要素は除かれてしまっているのだという。


【初めの黒人霊歌】

初めの黒人霊歌は暗く、現実とのつながりに乏しく、とてもさびしく、麻痺した静けさがあり、望みは一つだけ。「早く死にたい」。罪深いので苦しい人生を送らねばならないのだと奴隷達は教え込まれていた。罪をあがなって死ぬときがくれば、天国へ行ってやっと楽になるのだと、それだけを唯一の希望として生きていた。

しかし死を望んでも死は恐ろしかった。死へのおびえは最後の審判に対する恐怖として現れる。そこには、罰せられて永遠に地獄へつなぎとめられるのではないかという、のっぴきならない恐れがある。罰と拷問による苦痛は、奴隷達の現実であったろう。

黒人霊歌の中では歌い手は誰も責めない。白人も責めないし自分も責めない。苦難を負っていると言っても、具体的にどんな悪いことが起きたか決して言わない。あきらめの言葉さえない。絶対的な抑圧の中ではそのような歌詞は恐ろしくて書けなかったのかもしれない。

彼らは白人のいない夜の世界で歌う。闇は奴隷達にとって安息の場であった。空に太陽が有る限り、彼らは炎天下で働かなければならなかった。黒人霊歌の歌い手たちは、闇に隠れてひたすら天国での救済を望み、恐怖に満ちた現実世界からの逃亡を願う、闇の向こうに天国を探すか、闇の中に墓を見るのである。

生と死の境には深い河が流れている。だから家族や仲間が死んでも別れを歌うのではなく、「いなくなった」と言う。そして、帰ってきてほしいとは言わずに「自分も行ってしまいたい」と言う。終わりのない休息のある「ホーム」をひたすら求めて、「もう帰るよ」「もうじき帰れる」「きっと帰れる」と歌うが、求めるホームの様子は歌には出てこないし「帰ってきたよ」という歌もない。

さて、黒人霊歌には際立った特徴が二つある。一つ目は、一まとまりのフレーズにイメージがひとつだけだということ。そして、最初のフレーズ次のフレーズのイメージの流れは説明できないことも多く、歌い手の関心のあり方によって飛躍したり断絶したり、元に戻ってきたりする。だから導入やまとめはない。それは音楽も同じで旋律、コーラス部(リフレイン)ともにしばしば他の曲のものが共用される。

二つ目は彼らの関心が「死」に集中しているということである。彼らの歌はある一定の型のもとに閉じている。それは、奴隷が極めて閉鎖された空間で生活していたこととも関連するし、彼らの精神の逃避場所は、この世からのイメージを遮断した「死の世界」でなければならなかったためだろう。

また、彼らの特徴的な行為として「シャウト」がある。シャウトの参加者は、叫ぶように歌いながら手拍子足拍子を打ちつつ輪状に動いていく。リーダーの呼びかけに、全員がリフレインになる歌の一節や「アーメン!」などを叫び返す「コール・アンド・レスポンス」を続けていく。「シャウト」や「コール・アンド・レスポンス」はアフリカの伝統を汲む黒人歌のスタイルである。

シャウトにおける動きは「踊り」とは区別され、足を交差させないことが踊りでないことのしるしだ。20世紀前半のブルース歌手たちが、十字路を「人間が悪魔と取引をする場所」と考えていたのにうかがえるように、十字の交差点は超自然の力を呼び出してしまう場所だと黒人達は信じていた。現在でもゴスペル歌手は左右の足を交差させないで歌うが、ブルース歌手は平気で足を組んで歌う。ゴスペルソングは神をうたう歌、ブルースは罪深い浮世の歌だからだ。

時には、現実を超越してしまった歓喜が恍惚と表現されることもある。こうした「神様の歌」を「悪魔の歌」と分けたのは、黒人も平等に人間なんだと訴えた北部の白人達であり、「黒人は信仰に厚い」という好印象を社会に与えるためであった。一方の「悪魔の歌」はやがてブルースに発展していく。

【教会用合唱曲への変化】

こうした「神様の歌」は合唱コンサート用に商業的に成り立つ作品として編曲されつつ変化していく。こうした変化を黒人霊歌の代表ともいえる歌、「流れよ、うねるヨルダン川よ」で比べてみる。

まず、より古いバージョンである。

My brudder sittin' on de tree of life.
An' he yearde when Jordan roll
Roll, Jordan, Roll, Jordan
O march de angel march de angel march;
O may soul arise in Heaven, Lord, For to yearde when Jordan roll.;

2.Little chil'en, learn to fear de Lord,
And let your days be long;
Roll, Jordan,....(以下、一番と同じ)

3.O, let no false nor spiteful word
Be found upon your tougue;
Roll, Jordan,....(以下、一番と同じ)

イメージに安定性がなく、初めに既に天国に行ってしまった兄が川の流れに耳を傾けているさまが歌われるのだが、その姿を想像していた歌い手の意識もいつの間にか天国のそばまで行ってしまい天使の行進を見ている。その歓喜の中で、「私の魂は天国によみがえる」と叫ぶ。そして二番と三番では天国に行くための教訓が歌われる。

次は合唱用に編曲された歌である。

Roll, Jordan, roll, roll, Jordan, roll,
I want to go to heaven when I die, To hear Jordan roll.
1.Oh, brothers, you ought t'have been there, Yes, my Lord!
A sitting in the Kingdom, To hear Jordan roll.
(以下、三行目で呼びかける相手だけが変化する)
2.Oh, preachers you ought t'have been there, Yes, my Lord!
3.Oh, sinners, you ought, Yes, my Lord! Yes, my Lord!
4.Oh, mourners, you ought, Yes, my Lord!
5.Oh, seekers, you ought, Yes, my Lord!
6.Oh, mothers, you ought, Yes, my Lord!
7.Oh, sisters, you ought, Yes, my Lord!

単純化され、呼びかける人を次々に代えていくだけとなっている。しかし、なじみのない黒人霊歌を聴衆に理解しやすくし、声の美しさを聞かせるためには適している。また、一方で呼びかけられる人を積み重ねることにより、あらゆる人が死んでしまったという歌い手の孤独が表現されている。

【合唱曲からゴスペルソング、ブルース、ポピュラー音楽へ】

黒人霊歌は奴隷時代の宗教集会や厳しい肉体労働の現場で生まれ育った民謡である。もとは聖歌と俗歌との区別がない。その中で宗教的な歌が教会用の合唱曲として取り上げられ、俗的な内容の歌がブルースとして発展した。

一方、ゴスペルソングは最初から聖歌として作詞作曲されている。黒人霊歌の伝統を汲むものもあるが、黒人霊歌から発展したというのは誤りである。民謡としての黒人霊歌作者および歌い手たちはおそらくみな文盲であったが、初期ゴスペルソングの作者らは白人の賛美歌にも通じた牧師か牧師の家族であった。

そしてトーマス・ドーシーらの黒人のための新たな音楽流通のしくみ作りへの活動を経て、今日のゴスペル音楽市場の発展につながっていく。

さて、以下に最初のゴスペルソングといわれるチャールズ・アルバート・ティンドレイの「スタンド・バイ・ミー」とよりポピュラー音楽に近づいたベン・E・キングのそれを対比してみる。

初めにチャールズ・ティンドレイ版である。

When the storms of life are raging, Stand by me; (stand by me;)
When the storms of life are raging, Stand by me; (stand by me;)
When the world is tossing me, Like a ship upon the sea,
Thou who rulest wind and water, Stand by me; (stand by me;)

In the midst of tribulation, Stand by me;
In the midst of tribulation, Stand by me;
When the hosuts of hell assail, And my strength begins to fail,
Thou who never lost a battle, Stand by me,

In the midst of faults and failures, Stand by me;
In the midst of faults and failures, Stand by me;
When I do the best I can, And my friends misunderstand,
Thou who knowest all about me, Stand by me,

In the midst of persecution, Stand by me;
In the midst of persecution, Stand by me;
When my foes in battle array, Undertake to stop my way,
Thou who saved Paul and Silas, Stand by me.

When I'm growing old and feeble, Stand by me; (by me;)
When I'm growing old and feeble, Stand by me; (by me;)
When my life become a burden, And I'm nearing chilly Jordan,
O thou "Lily of the Valley", Stand by me; (by me;)

聖書のイメージを使いながら、苦難や自らの至らなさ、迫害からの救いを神に求める。そして生の苦痛がクライマックスに達したとき、死による解放を思いイエスへの祈りで終る。

次にベン・E・キング版である。

When the night has come, And the land is dark,
And the moon is the only light we see,
No, I won't be afraid, Oh, I won't be afraid,
Just as long as you stand, Stand by me, so,
Darling, darling, stand by me,
Oh stand by me,
Oh, stand, stand by me, stand by me.

If the sky that we look upon, Should tumble and fall
On the mountain, Should crunble to the sea,
I won't cry, I won't cry, No, I won't shed a tear,
Just as long as you stand, Stand by me......

この歌には絶望的な闇も悪魔もなく、空が崩れ落ち山が海に流れるときでさえ「泣かない、泣かない、涙を流したりしない」程度の悲嘆ですんでいる。また、"Stand by me"と呼びかける対象もイエスから恋人に替わっていて、祈りではなく人間同士の愛を絆とした助け合いや連帯がメッセージとなっている。これは黒人の生活の変化を反映したものであると同時に、彼らの歌の受け手が、アフリカ系アメリカ人に留まらず世界中に広がっていることの表れでもある。

ここで時代を少し遡るが、南北戦争で奴隷が解放されてから1970年代に差別法の撤廃が進むまで、アフリカ系アメリカ人は奴隷時代とは異なる種類の苦難に遭遇していた。19世紀末に起きた農業の工業化と不況に伴ない南部黒人は北部都市へと大移動したのだが、極度の貧困を経験することとなるのである。

彼らは安心できる家族や地域社会を失い、恐怖に満ちた不安定な世界に投げ込まれることとなった。こうした環境での絶望的な喪失感の表現は、黒人霊歌から「ブルース」へ受け継がれている。

【エピローグ】

いまや黒人霊歌は世界中に知れ渡っている。被害者でも加害者でもない立場の日本では、感傷的に黒人霊歌に刺激と癒しを求める。しかし、アメリカでは歌が暗い歴史を呼び起こしてしまう。アフリカ系アメリカ人の一部は自分達の祖先が奴隷であったことを思い出す。白人は深い罪の歴史に後ろめたさを感じ、黒人霊歌を賛美するか無視するのである。

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2008年8月 4日 (月)

管理人の独り言 Vol.050 記念特別寄稿

小滝コージ先生の門下で採り上げられている曲の中で、我々 V.O.U.K.の持ち歌でもある Hail Holy Queen ですが、歌詞の中に一部ラテン語が使われていて、歌詞の意味や発音などが曖昧なまま歌っておりました。そこで、私(管理人宮下)の知人で大学でラテン語の講座を持っている兼利琢也先生に、発音も含め、懇切丁寧に解説して頂くことが出来ましたのでご案内致します。なんと、有り難いことに英語部分まで訳して下さいました。

ちなみにこの件でメールのやり取りをする中で、この曲に興味を持たれた兼利先生は、大学でのラテン語の授業に使えるとのことで、早速 Hail Holy Queen を採り上げられるみたいです(^^)。


『解説:Hail Holy Queen』

Hail Holy Queen 〜対訳
(ラテン語部分のみフリガナ:発音はほぼローマ字読み、「」内が本来のアクセント位置)

Hail holy queen enthroned above   ごきげんよう、天の玉座にいます聖なる女王よ、
Oh Maria               おおマリアよ、
Hail mother of mercy and of love   ごきげんよう、慈しみと愛の母よ、
Oh Maria               おおマリアよ、
Triumph all ye cherubim       凱旋の声をあげよ、おんみらすべてのケルビム(智天使)よ、
Sing with us ye seraphim       おんみらセラフィム(熾天使)よ、われらとともに歌え、
Heaven and earth resound the hymn 天と地はこの讃歌を鳴り響かせよ、
Salve, salve, salve, Regina       ごきげんよう、ごきげんよう、ごきげんよう、女王よ、
(「サ」ルヴェ、「サ」ルヴェ、「サ」ルヴェ、レ「ジー」ナ)

Our life, our sweetness here below  この地でのわれらの生命よ、われらの甘美さよ、
Oh Maria               おおマリアよ、
Our hope in sorrow and in woe    悲しみと悩みのなかの私たちの希望よ、
Oh Maria               おおマリアよ、
Triumph all ye cherubim       凱旋の声をあげよ、おんみらすべてのケルビム(智天使)よ、
Sing with us ye seraphim       おんみらセラフィム(熾天使)よ、われらとともに歌え、
Heaven and earth resound the hymn 天と地はこの讃歌を鳴り響かせよ、
Salve, salve, salve, Regina       ごきげんよう、ごきげんよう、ごきげんよう、女王よ、
(「サ」ルヴェ、「サ」ルヴェ、「サ」ルヴェ、レ「ジー」ナ)

A-lle-l-uia               アレルヤ!

Mater amata, intemerata        いとしき母よ、汚れなき母よ、
(「マー」テラ「マー」タ、インテメ「ラー」タ)
#本来は「マー」テル ア「マー」タ、・・ですが、歌う場合には上記の様につながります。

Sanctus, sanctus, Dominus       聖なるかな、聖なるかな、(われらの)主は、
(「サ」ンクトゥス、「サ」ンクトゥス、「ド」ミヌス)

Virgo, respice, mater, aspice!     乙女よ、振り向きたまえ、母よ、(われらに)眼差を向けたまえ。
(「ヴィ」ルゴ、「レ」スピチェ、「マー」テル、「ア」スピチェ)

Sanctus, sanctus, Dominus       聖なるかな、聖なるかな、(われらの)主は、
(「サ」ンクトゥス、「サ」ンクトゥス、「ド」ミヌス)

A-lle-l-uia               アレルヤ!


<兼利先生の補足>

英語のところにはライム(脚韻)がきれいにかかっていますが、ラテン語の箇所ではそうなっていません。

Salve は「こんにちは」「ごきげんよう」といったたんなる挨拶語です。そういえば、そもそも hail が salve の英訳です。

Heaven and earth resound the Hymn
「天地は讃歌を反響させよ」、その前の行では、ケルビムとセラフィムという多くの翼をもつ天使たちが天を飛びながら「聖なるかな…」と神を称えています。

Maria 「リー」が長いので、ここにアクセントが来ます。マ「リー」ア


<追記 by 兼利先生>
以下は授業で使っているジョスカンのサルヴェ・レジーナの歌詞ですが、その前に、マリーアのためのミサに使われる伝統的な歌を聞かせたりします.↓はとても聞き取りやすいですから、一度ご覧になってみてくださいませ。

下に簡単な訳を振ってありますので、Hail, holy queen の歌詞に同じものがあることがお分かりになると思います。

ワルシャワの教会でのミサ(Salve Regina が歌われています)

SALVE REGINA (Josquin des Prez)

Salve,    Regina,    mater misericordiae,
こんにちは, 女王よ,   母よ, あわれみの

vita, dulcedo et  spes nostra,  salve(ave).
生命, 甘美, そして 希望よ,われらの こんにちは。

Ad te    clamamus    exules    filii Hevae.
貴方に向かって  私たちは叫ぶ。 追放者(であり),エヴァの息子(である私たちは)

ad te    suspiramus     gementes et  flentes
貴方に向かって  私たちはため息をつく。呻きながら そして 泣きながら

in hac lacrimarum valle.
この   涙の    谷で。

Eia   ergo Advocata nostra,
ああ だから 弁護者よ われらの

illos tuos misericordes oculos ad nos converte
あの 貴方の あわれみ深い  目を  われらに 向けたまえ。

Et Iesum benedictum fructum ventris tui
そして イエスを,祝福された  実りを  貴方の胎の

nobis post exilium ostende,
われらに 追放の後に  示したまえ,

O clemens, o pia, o dulcis virgo,
おお,慈悲深い おお,敬虔な おお,甘美な  処女よ,

Virgo Maria, salve.
処女   マリアよ こんにちは.

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2008年7月13日 (日)

太腹さんの雑学ページ:その15

今年も「うしくかっぱ祭ライブステージ」への出場が決まり、チラシを作成しましたので掲載します。

なお、会場の地図など詳細は、「Live Info の頁」をご参照下さい。


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2008年6月 1日 (日)

管理人の独り言 Vol.049

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The Traveling Wilburys

The Traveling Wilburys の1988年と1990年発売の2枚のアルバムにボーナストラックを加え、P.V.やレコーディング風景を収めて CD 2枚+ DVD 1枚に写真たっぷりのライナーやオマケなどをしっかりしたボックスに収めて2007年に発売されたものです。どの曲もとても質の高いポップスのまさに王道を行くもので、オッサン達が楽しそうに歌い弾きコーラスする姿が音楽から「見えて来る」まるでスルメの様なボックス・セットであります。また、DVD に収められたレコーディング風景や P.V. のどれもがじつに楽しそうで、グッドです。

で、 The Traveling Wilburys って??、とお思いかも知れませんが、彼等はヴェテランの大御所達が変名で一時的に組んだバンドで、『Vol.1』と『Vol.3』の2枚のアルバムを発表して以降、バンドとしては活動をしていません。バンドのメンバーは、Lucky Wilbury / Boo Wilbury (= Bob Dylan), Otis Wilbury / Clayton Wilbury (= Jeff Lynne), Charlie T. Jr / Muddy Wilbury (= Tom Petty), Lefty Wilbury (= Roy Orbison), Nelson Wilbury / Spike Wilbury (= George Harrison) の5人。サポートとして、Jim Keltner や Gary Moore なども参加しています。

ライナーの解説通りなら(^^)、1988年の半ばに、ジョージ・ハリスンがシングル曲のB面用の曲を親友のジェフ・リンと作って、ボブ・ディランのスタジオでトム・ペティやロイ・オービソン、ボブ・ディラン達とデモ録音をしたところ、プロデューサーがジョージに「このメンバーでアルバム作ろう」と言い出して、そのままアルバム制作に入った。

DVD でのジョージ・ハリソンの証言によれば、ジョージ・ハリスンとジェフ・リンが曲を作っているところにトム・ペティがジョージに借りていたギターを返しに来たので、たまたま別の用事で同じスタジオに来ていたロイ・オービソンにも声を掛けて、ボブ・ディランのスタジオが空いていたら使わせてもらおうと思ったら、ボブもヒマだったので、そのまま5人でワイワイ録音したり曲作りして盛り上がっちゃった。どうせならアルバムを作っちゃおうと言う話になった。ところが、各人がビッグ・ネームでも有り、全員レコード会社との契約なども有って面倒だったので、偽名を使って匿名バンドとして出すことになった。匿名で音楽することが楽しくなっちゃって、大いにレコーディングをエンジョイして、素晴らしいアルバムが完成した。

で、プロモーションもしないのに沢山売れちゃった。匿名とは言え、声や曲を聴けば全員が「あっ、誰それだ!」とバレてしまう程特徴の有る彼等の元には P.V.の撮影や公演の依頼が殺到したが、1枚目のアルバムが発売された年の暮れにロイ・オービソンが心筋梗塞で急死し、バンドとしての活動を停止・・。しかし、第一作がグラミーを獲得したことなども有って、2年後には『Vol.3』を発表。今度は P.V.などもしっかり作って「顔出し」をして、プロモーションもしました。そして、この第二作でバンドとしての活動は終了、2001年にジョージ・ハリスンが病死したことで、再結成の望みも無くなりました・・。

こんな物凄いメンバーの奇跡の様な音楽の数々は、決して古臭くなること無く、永く愛される上質なポップであり、イケてるロケンローなのでありました。

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2008年5月10日 (土)

太腹さんの雑学ページ:その14

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2008年1月 8日 (火)

管理人の独り言 Vol.048

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Rare & Unreleased Recordings from the Golden Reign of the Queen of Soul

前回の「独り言」以降、色々と有って3ヶ月ばかりサボってしまいましたが、2007年の最大の発掘音源ではないかと思われる、Aretha Franklin の黄金期の未発表録音集です。

まずは Aretha Franklin が真にメジャーになり、Queen Of Soul と呼ばれる様になるきっかけとなった ATLANTIC Records への移籍の時期に、新しいプロデューサー向けに作られたデモ録音の音源3曲でスタート。1966年暮れ、当時24歳のアレサはピアノも担当して、恐らく自宅か地元の小さいスタジオの簡単な設備で録音したのでしょう、アレサの物凄い歌声でマイクもスタジオも飽和してしまって、お世辞にも「良い音質」なんぞでは有りませんが、この時点で既にその後の素晴らしいレコードやステージの数々を彷彿とさせる、希望と意欲とエネルギーに満ち溢れた物凄い歌唱であります。はっきり言って、この3曲だけも充分モトを取れるCDなんですが、さらに、1967年から1973年あたりに録音(今度はちゃんとしたスタジオ&バックバンドで(^^;)されながらレコード化されなかった音源の数々(所謂没テイク)が2枚のCDに沢山収録されています。きっと当時のプロデューサーも、そして今回のCD作成に当たっても、どのテイクを使えば良いのやら迷ってしまうくらい沢山の素晴らしいテイクがまだまだ倉庫に眠っているのかも・・。

CD2枚組ですが価格も良心的で、RHINO は相変わらずイイ仕事してますなぁ(^^)。

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2007年9月24日 (月)

管理人の独り言 Vol.047

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The Look Of Love: The Burt Bacharach Collection

1960年代から70年代を中心に、数多くのヒット曲を多くの歌手達に供給してきた作曲家バート・バカラック(1928〜)の作品集です。3枚のCDを可愛いパッケージに収めて1998年に発表されたもので、彼の初期(1957年)の作品から、1996年のエルヴィス・コステロとの作品まで、75曲を年代順に並べたものです。ディオンヌ・ワーウィックと組んでの沢山のヒット曲や、映画音楽など、多くの有名な曲がオリジナル音源を使って収録されています。彼の産み出すサウンドは、じつにお洒落でなおかつ古臭くならない、まさにスタンダードと言って良いものばかりです。このパッケージのタイトルとなった The Look Of Love (Dusty Springfield)、カーペンターズを始め多くのアーチストによって歌われた (They Long To Be) Close To You、ビートルズもカバーした Baby It's You、ディオンヌ・ワーウィックが歌う Walk On By や Do You Know The Way To San Jose、映画音楽では『カジノ・ロワイヤル(旧い方)』のテーマや『リバティ・バランスを撃った男』のテーマ、Christopher Cross が歌う『アーサー』のテーマ等々、とても書き切れません。個人的に印象深いのは、Cilla Black を起用した「Alfie」です。Cilla Black は、リヴァプール生まれでキャバーン・クラブで働いていて、ブライアン・エプスタインに見出されて歌手になり、リヴァプール出身者としてはビートルズに次ぐ通算セールスを誇る人気歌手(当時のリヴァプールサウンドのどんなグループよりも、だそうです)になったんだそうです。その彼女がジョージ・マーチンにプロデュースされていた縁で、Abbey Road Studio で、バート・バカラックが指揮するオーケストラと一緒に(つまり、一発録りで)録音している映像を見た記憶が強烈で、何度も何度も歌い直している姿と、レコーディング現場でのバート・バカラックの集中した顔は、彼の創り出す音楽や普段の柔和な顔とは全く違う、鋭く引き締まったものでした。その「Alfie」は、じつに素晴らしく壮大な作品なのですが、なんと曲の長さは2分39秒しか無いんですね。これぞまさにポピュラーソングの有るべき姿であり、凝縮され、無駄をそぎ落としながら、何ら欠落感の無い見事に完結した作品であります。このパッケージに収められた他の沢山の作品たちも、じつに聴き易く、楽しく、スラスラと出来たかの様な印象を持たれるかも知れませんが、恐らく、大変な努力と集中力で創り出されてきたものばかりなのではないかと思います。そして、リスナーにはそんなことを微塵も感じさせない、まさにポピュラーソング作者の鑑、それがバート・バカラックです。ちなみに近年は映画『オースティン・パワーズ』に本人役でチラっと登場したり、エルヴィス・コステロとアルバムを出したりしております。

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2007年8月30日 (木)

管理人の独り言 Vol.046

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All Things Must Pass

George Harrison が、The Beatles 解散後、Phil Spector(管理人の独り言 Vol.009 をご参照下さい)と共同プロデュースで 1970年に発表した3枚組の名作 LP ボックスの発売30周年を記念して、2001年にボーナストラックを10曲加えて CD 2枚組として再発されたもの。LP ジャケは白黒の写真でしたが、そこに(あえて稚拙に)コンピュータで色付けしたり、ボーナストラックを加えるなども、George 本人の発案によるものの様です。(George は、この再発盤の為に「My Sweet Lord 2000」を録音しています。)そして、George はこの後『Brainwashed』という素敵な CD を制作して、残念ながら 2001年の暮れに亡くなられております・・。

The Beatles の事実上のラスト・アルバムと言われる『Abbey Road』に、「Something」、「Here Comes The Sun」を提供して、Lennon-McCartney とは一味も二味も違う個性を持った作曲家・シンガーとしての更なる評価を得、The Beatles 在籍時から書き溜めていた曲を一気に放出したのが、この『All Things Must Pass』で、The Beatles がそれぞれソロとして活動する様になって最初に成功したアルバムでもあります。主な収録曲は「My Sweet Lord」、「Wah-Wah」、「What Is Life」、「If Not For You」、「Beware Of Darkness」、「Awaiting On You All」、「All Things Must Pass」など。バックに参加したメンバーは、Cream 解散後、Blind Faith を経て Delaney & Bonnie(管理人の独り言 Vol.003 をご参照下さい)のバックバンドに参加し、そのリズム・セクションを率いて Derek & Dominos を作ってレコーディングに入っていた Eric Clapton が、Derek & Dominos のメンバーと共に参加。他にも Ringo Starr や Dave Mason、Billy Preston、Badfinger 等々の素晴らしいミュージシャン達が参加し、Phil Spector のサウンドプロデュースと相まって、素晴らしい演奏を聴かせてくれていますが、このアルバムの成功の要因は、George の作った沢山の楽曲の素晴らしさと、彼の微かに甘く切なく時に語りかけてくる様な独特の抑揚に満ちた「歌声」、そして、これだけのメンバーが参加してくれる、彼ならではの人望によるものだと思います。

ちなみに George はこのレコードの発表後、恐らくロック界では初の大規模なチャリティ・コンサートである『The Concert For Bangladesh』(1971)を主催。この『All Things Must Pass』からも多くの曲が演奏され、ステージでバックを務めたミュージシャンの多くも、このアルバムに参加した方達です。ちなみにこの時の映像は映画としても世界中で公開され、『ジョージ・ハリスン & フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (通常版)』として DVD 化されています。(Billy Preston の熱演も必見です。)

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2007年7月16日 (月)

太腹さんの雑学ページ:その13

暑中見舞い 兼 案内状をつくってみました。100%コマーシャル
皆様、おこしくださいやす!

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2007年7月 9日 (月)

管理人の独り言 Vol.045

What It Is! Funky Soul and Rare Grooves51v8hfy42dl_aa240_

再発・コンピものの制作で有名な RHINO が昨年発売した4枚組CD。"FUNK" をキー・ワードに編纂されたこのボックス・セットは、アメリカ人が "FUNK" と捕らえる音楽を幅広く網羅していて、その選択がなかなか新鮮に感じます。(収められている曲が新鮮なのではなく、その選曲が、です。)日本ではジャズに分類されるであろうもの、昭和なキャバレーミュージックかと見まがうもの、ほとんどロック?なものまで、イロイロです。これを聴いていると、"FUNK"の中には”黒人特有のネバるリズム”、"猥雑さ”、”思わず腰が動かされてしまうウネリ"など、エロティックと言い換えても良い様な要素が必須の様です。RHINOのボックスセットは装丁も凝っているものが多いのですが、この箱もシングル盤(ドーナツ盤)サイズで作られていて、コレクターごころもうまく突いてきます(^^)。上記リンク先で各曲のサンプルが聴けますので、おスキなアーティストやおスキな曲を見つけてみるのも一興かも。

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2007年5月13日 (日)

ぽてあやとうさん見聞録 Vol.002

この度、ゴスペルコーラスグループ「亀渕友香& the Voices of Japan(VOJA)」の中心メンバーとして、またジャズシンガーとして幅広く活躍されている倉地恵子さんを迎えて、この牛久の地でライブを行って頂くこととなりました。

しっとりしたジャズナンバーに身を委ね、お馴染みのゴスペルナンバーで盛り上がり、七夕の夜を楽しみましょう!!。日時、場所等の詳細につきましては以下のちらしをご参照下さい。

チケットのお申込はV.O.U.K.ホームページ(右サイドのボタンにリンクされています)の管理人宛へのメール、もしくはちらしに掲載されておりますハモナカフェまで電話でお願い致します。尚、申し訳ございませんがチケット販売は先着順とし、定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承願います。

また、当日は混雑が予想されますので食事及び飲み物の営業は致しません。但し、ペットボトルなどの飲み物は持ち込んで頂いても結構です。(アルコール類はご遠慮下さい。テーブル等はございませんので、飲み物の取り扱いには十分ご注意下さい。また、空き瓶はお持ち帰り頂けますようご協力をお願い致します。)

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2007年2月18日 (日)

ぽてあやとうさん見聞録 Vol.001

先日、目黒区駒場の VOJA Voice Training Studio で開催された亀淵友香さんの Gospel Workshop に参加し、その講義内容をメモしてきたものを VOUK掲示板に書きましたが、それを下記にまとめてみました。また、太腹さんから推薦された下記書籍も大いに参考になるかと思われます。

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発声力―「ボイストレーニング」であなたの人生が変わる!


2007年2月10日亀渕先生ワークショップメモ

練習曲:Total Praise (作者 : Richard Smallwood )

1.ゴスペルについて
(1)神様と人間との関係など人生のことが書かれている
(2)体ごと歌うことによってこそゴスペルの醍醐味が味わえる
(3)格好をつけられるものではない、おおらかなもの
(4)この世の中に簡単にできるものなど存在しない(ゴスペルも同じ)。しかし、ゴスペルに書かれている内容自体は人間として生きるなら誰でもわかるようなシンプルなこと。神様はそんなに難しいことは言っていない。人を傷つけないこと、傷ついた心を癒す力といった内容である。

2.発声における口の形の大切さ
(1)口の形は歌を歌う上で一番大事なこと
(2)「ところてん」を考えて見て欲しい。出口の形通りに形作られるが声も同じ。口をしっかり開ければそういう声になる。声の出方が変わる。口の形ができれば声はでるのである。
(3)歌うことに夢中になると、つい口の形を作ることを忘れてしまうがそれではダメ。
(4)グループで歌を歌うなら、みんなの口の形を揃えなさい。
(5)特に母音をはっきり開くこと。「イ」とか「エ」とか一言一言はっきり言わないと何を言っているか分らない。はっきり言うと生き生きしてくる。
(6)口の形をきちんと作れば自然に曲に美しい表情が出来る。
              ・・
   例)I lift my hands in total praise to you
   <口の形さえ作ればTOの深い音の表情が生まれる>

(1)スウェイをすること。これはゴスペルでは必ずやらなくてはいけない規則です。これによって足の長い人も短い人も皆が揃うのです。
(2)手をしっかり叩くこと。これによってビートが生まれる。
(3)格好良くしようとしてはいけない。格好悪くてもとにかく一生懸命やること。格好悪くとも一生懸命やっていると、そのうち人が格好良いと言ってくれるようになる。一生懸命やりなさい。

4.ゴスペルを歌うにあたって大切なこと
(1)エステティック(審美的)であること。即ち、美しい気持ちで歌う事。これが最も大切。
(2)ワールドビューをもつ事。世の中のことを知りなさい。
(3)神様の近くにいること。信じる心を持ちなさい
(4)アドリブをすること。好きなように歌う瞬間を持ちなさい。それだけあなたは神様に近づく瞬間をもつ事ができる。
(5)美に憧れ、美を追求すること美への憧れは人間を成長させる

5.歌詞を読む
(1)語尾をはっきりということ。
(2)言葉
  ・Lord:Jesus、Godよりも大きいことば
  ・Hills:丘に登る⇒神に近くなるという意識
  ・eyes:単なる”目”ではなく、「思い」を含む気持ち
  ・I lift my hands:あなたに少しでも近くなるように(手をささげる)
  ・Total Praise:全身全霊で賛美します

6.息の吸い方、吐き方
(1)歌っているときにおへそがいつも真ん中に居るようにし、上がらないようにする。声帯は歌うと下がるがおへそが上がると声帯が下がってこれない。
(2)そのためには腹式呼吸をすれば良い。腹式呼吸は寝ているときの呼吸をすれば良い。
(3)息を吸うときには鼻の穴をちょっと大きくすると良い。但し、音はさせず静かに吸うこと。
(4)息を吐く時には、自分の身体を全身に空気が入っているゴム人形と思って、全身至るところの空気を出し切るつもりで吐く。吐きづらいときにはストローを加えた口の形を作り吐くと良い。
(5)お腹の筋肉が下に落ちるように吐く。

7.発声その1(ハミング)
(1)発声の時は目はつぶらないこと。気持ちが良くなりすぎると意識が集中できなくなるため。
(2)口を開くということは大変なことなので、最初から口を開けさせずハミングから始めると良い。
(3)体の中に空気を回し、体を温め歌う体を作る。
(4)ハミングの際、あまり喉を響かせると高音が辛くなるので響かせないこと。
(5)口を一回開けて口の中に空間を作ってから閉じてハミングすると良い。
(6)静かに体を地面に置くようなイメージでリラックスすること。絶対に力を入れないこと。
(7)(ハミング1)ドドレレミミファファソソララシシドド
(8)地声で頑張らず、ミックスボイスで楽に声を出す。喉に力を入れず、腰の力で声を作ること。
(9)(ハミング2)口を閉めて開く練習 ンア/ンア/ンア/ンア〜(最後はロングトーン)
(10)Open Jar(顎を開く) 顎を開くことにより、腹筋をしっかり使うことが出来るようになる
(11)舌を歯の裏に乗せて軽く、だらしなくさせておく。よだれが垂れるくらいで良い。
(12)(ハミング3)短く切って発声。短い音をしっかり出すことにより、声にスピード感がついてくる
   ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・
   ンア/ンア/ンア/ンア/ンア/ンア/ンア/ンア/ンア  
   ドド レレ ミミ ファファ ソソ ファファ ミミ レレ ドド

8.発声その2
(1)フレーズとフレーズの間のブレスの練習
   アー/アー/アー/アー/アー/アー/アー
   ド  ミ  ソ  ラ  ソ  ミ  ド
   アーアーアーアーアーアーアー(ブレス)
(2)ブレスがしっかりしていないと歌えない。ちゃんとブレスし、歌っていないときはリラックスすること。リラックスすると息は入ってくる。

9.譜面の重要性について
(1)音楽は全て譜面に書いてある。成長しない人は自分で好き勝手に歌っている。譜面を覚えてその通りに歌うとその歌の本質が見えてくる。
(2)譜面には作家の心が書いてある。歌手の仕事は作家の心を自分なりに代弁することと考えている。曲を自分のものと思うから悩むのであって、人のものと思えば心が軽くなる

10.音をとるとき
(1)自力でやろうとせず、伴奏の音を良く聞くこと
(2)聞いたら伴奏の音に体を委ねて、体で覚えること
(3)必ず足か手でテンポをとること(少なくとも慣れるまでは)
(4)何分の何拍子かを理解し、きちんと感じること(竹の節を感じること)

11.歌い方
(1)レガートでスローな曲の歌い方(Total Praise)
   続いているけど、言葉が大きくてどこで息をついているか分らない曲は、ブレスをするというより一つ一つの言葉をちゃんと一つ一つ言うこと。
   each word say again(言葉をカットする)
   続いているように聞こえるが、実は一つ一つカットしている。早い歌はレガートにつないでいくが、スローでたっぷりした曲はひとつひとつ切る。あなたの体の中にある息、息というのは一つの命みたいなものだから、それを全身全霊で一つの言葉にかけて下さい。
(2)高い音だと怒鳴る傾向があるが、怒鳴ると苦しく息も出来なくなる。切っていけば怒鳴る必要もなくなる。
(3)怒鳴ってはいけない。怒鳴るのは審美的ではない(美しくない)。 いつも一つ一つの言葉に息をたっぷり使って、一つ一つ料理してあげて下さい。
(4)「アーメン」という言葉がとても大切。「ン」をはっきり言うこと。
(5)歌は勝手に作らないこと。皆さん、最初からこういう歌だと決め付けてその気になってしまい、イメージを持ちすぎる事が多いが、楽譜に書いてある通り素直に歌えばその曲になる。イメージを持ちすぎると体に力が入りすぎ、こんなはずではなかったということが多々ある。
(6)最初のLordはメゾピアノくらいから始めた方が良い。最初から余り強くすると大変。
(7)誰が一番聞き所となる(主となる)メロディーを歌っているかを聞きながら、音のバランスをとること。和音になっているところは気にしなくて良いが、主旋律が動いている時には他のパートを聞いてあげること。黒人の人と歌うとすぐ和音ができてしまうが、和音の人達は誰が今メロディーを歌っているかを良く掴んですごく小さい声で歌い、主旋律を歌いやすくするのが巧みである。ゴスペラーズにせよExileにせよ、バランスが良く形の作り方を良く分っている。周りを良く聞きながら歌うように。

(8)口の形を早く作ること。歌う前に作っておく位で丁度良い。そうすると声を揃えることができる。スピード感がとても大切。さっさと口をあける。ゆっくり開いていいときもあるが滅多に無い。
(9)意味を良く感じること。 Lord, I will lift mine eyes to the hills, どんどん、気持ちが高揚してくる。高い丘があるようなイメージで見ること。歌詞に忠実にすれば心はそこに行く。

12.質疑
(Q)どういう声で歌えば良いか
(A)Rich voice(豊かな声)で歌いなさい。ただ、Rich voice(豊かな声)の定義をどうとらえるかはその人の自由。
(Q)クラッシックの発声法とかなり違うがどうしたら良いか
(A)ゴスペルは町の協会で始まった。黒人霊歌を歌っている人はクラッシックをやっている人が多い。クラッシックをやってきた人はその学んできたことを生かして歌うのが一番良い。ゴスペルの歌い方があるならば、その歌い方にだんだん自分なりに近づいていけば良い。あまりこだわらなくていい。自分で学んできたことを大事にすることが一番大切。
(Q)基本的な発声法
(A)歌っている間に必ずブレスすること。ちゃんと冷静に発声すること。必死になってやっても疲れるだけ。静かな体、静かな頭で冷静に何をやれば良いか考えてやること。1時間のあせった練習より10分のきちんとした練習の方がためになる。声は結果。息をちゃんとし、形をちゃんと作れば出てくる。最初に体を作らなくてはいけない。いい声、強い声を出そうとしてもダメ。準備が大切。力を入れるのも良くない。いつもリラックスすること。声が出ないときというのは、体が絶対固くなっている。人間の集中力は7分が限界。7分やったら10分くらい休む事。そういうレッスンが一番良く、身につく。
(Q)腹筋を固めて動かさない練習、腹筋を動かす練習
(A)⇒両方とも必要

(亀淵先生からのアドバイス) 一生音楽を続けて下さい。

最後になりますが、下記に亀渕先生が主宰されている VOJA(Voices Of Japan)のサイトの最新情報のページのURLを書いておきますので、時々チェックしてみて下さい。これからも随時上記の様な Workshop が開催される様です。

http://www.tmp-voja.co.jp/wn_f.html

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2007年2月 4日 (日)

管理人の独り言 Vol.044

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Sammy Davis, Jr. Sings and Laurindo Almeida Plays

1966年に録音された、偉大なるエンターテイナー・Sammy Davis Jr. の歌唱力を存分に堪能出来る、優れたアルバムです。伴奏はギターの名手 Laurindo Almeida。彼の弾くガットギター1本だけを伴奏に真摯に語る様に歌うサミー・デイヴィスの歌声は、じつに沁みます。彼は「何でも出来る」ことが災いしてか、(とくに日本では)その見事な歌唱力を評価されることが少ないのですが、歌唱力に於いても、物凄い実力の持ち主です。そのサミーの歌唱力を存分に味わえるアルバムが、久しぶりに CD 化されていましたので、ご紹介します。歌われている曲はいずれも有名なスタンダードばかりで、向き合って聴くも良し、趣味の良い BGM としても良しの名アルバムでございます。

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2006年12月30日 (土)

太腹さんの雑学ページ:その12

2006年は、2月バレンタインコンサートから始まり、クリスマスイブのXmasコンサートまで大小7つのステージに出演したいへん充実した年となりました。新曲は、Hail Holy Queen, His Eye Is On The Sparrow, Jesus Is The Answer などがレパートリーに加わりました。新メンバーも加え団結も深まってきています。2007年は成人式演奏からスタートとなります。一歩一歩着実に進化していきたいと思います。

(下の画像をクリックすると、拡大表示されます)

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2006年11月 5日 (日)

太腹さんの雑学ページ:その11

ほぼ毎年恒例になりつつある、牛久 Hamona Cafe でのコージ先生のライブのチラシを作りましたので掲載します。(チラシの部分でワンクリックすると拡大表示されます。)

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2006年10月30日 (月)

太腹さんの雑学ページ:その10

12月24日(日)に、クリスマス・イベントを開催します。早くもそのチラシを作ってしまいましたので、掲載します。リラックスしたファミリーパーティーの様な、堅苦しくないものにしたいと思っています。(チラシのエリアをワンクリックすると、チラシが拡大表示されます。)

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2006年10月 1日 (日)

管理人の独り言 Vol.043

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Rhythm Country & Blues

90年代あたりから、様々なかたちのコンピレーションアルバムが企画される様になりましたが、これはその中でも異色のアルバムで、SOUL 系シンガーとカントリー系シンガーを組ませてそれぞれのジャンルの名曲を歌わせているもので、1994年の作品です。SOUL ミュージックもカントリー・ミュージックもともにロックの基礎であり、深い根っこの部分では決して無関係では無く、これまでにも黒人のカントリーシンガーも居ましたし、その逆も有りました。両方のジャンルで大ヒットを飛ばしたレイ・チャールズみたいなシンガーまで居ます。言わば、アメリカが産んだポピュラー音楽という意味で、どちらも大衆に愛され、両者を分け隔てなく歌ってきたアーティストも、楽しんできたファンも居たのです。ここに目を付けた時点で既に面白い企画なのですが、これがただの「企画もの」に終わらず、ここまで見事なデュエットアルバムに仕上がったのは、プロデューサーである Don Was の手腕と視野や交流範囲の幅広さによるものは勿論ですが、参加したアーティスト達の実力の確かさと懐の深さによるものであることは間違い有りません。下記はデュエットしているアーティストと曲目の一覧です。

Vince Gill & Gladys Knight / Ain't Nothing Like A Real Thing
Al Green & Lyle Lovett / Funny How Time Slips Away
Aaron Neville & Trisha Yearwood / I Fall to Pieces
Little Richard & Tanya Tucker / Somethin' Else
Patti Labelle & Travis Tritt / When Something Is Wrong With My Baby
Sam Moore & Conway Twitty / Rainy Night In Georgia
Clint Black & Pointer Sisters / Chain Of Fools
Natalie Cole & Reba McEntire / Since I Fell For You
Chet Atkins & Allen Toussaint / Southern Nights
The Staple Singers & Marty Stuart / The Weight
George Jones & B.B. King / Patches

以上、コンピもののオススメ二連発でした。いずれも、たたの寄せ集めではなく、そのアルバムのために録音した音源で構成されている点+その出来が良いという点でオススメでございます(^^)。

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2006年9月30日 (土)

管理人の独り言 Vol.042

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Two Rooms: Celebrating the Songs of Elton John & Bernie Taupin

エルトン・ジョンとバーニー・トーピンの作家コンビ結成25周年を記念して、1991年に製作された豪華メンバーによる競作アルバムです。ここに選ばれた曲が良いのは勿論ですが、演奏アーチストと各曲の組み合わせも絶妙な、素晴らしく完成度の高いカバーアルバムとして結実しています。所謂トリビュートもののはしりとも言えるアルバムで、エルトン・ジョンの演奏も良いですが、ここで聴けるヴァージョンも良いですぞ。(以下、演奏者と曲の一覧です。基本的にそれぞれのアーチストが自前のプロダクションをしていて、エルトン・ジョンはそれには参加していません。)

Eric Clapton / Border Song
Kate Bush / Rocket Man (I think it's going to be a long, long time)
Sting / Come Down In Time
The Who / Saturday Night's Alright (For Fighting)
The Beachboys / Crocodile Rock
Wilson Phillips / Daniel
Joe Cocker / Sorry Seems To Be The Hardest Word
John Bon Jovi / Levon
Tina Turner / The Bitch Is Back
Daryl Hall & John Oates / Philadelphia Freedom
Rod Stewart / Your Song
Oleta Adams / Don't Let The Sun Go Down On Me
Bruce Hornsby / Madman Across The Water
Sinead O'connor / Sacrifice
Phil Collins / Burn Down The Mission
George Michael / Tonight

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2006年8月 5日 (土)

管理人の独り言 Vol.041

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Live at Fillmore West

じつは以前1枚もののCDとしてここでご紹介させて頂いたことがあるのですが、"Queen Of Soul" アレサ・フランクリンが、1971年3月5〜7日に「ロックの殿堂」フィルモア・ウエスト(サン・フランシスコ)で録音したライブ・アルバムの増量再発盤をあらためてオススメさせて頂きます。当時、既にポップ・チャートの常連でもあったアレサを、若い白人のロックファンがどう受け入れてくれるのか、若干の不安を持ちながらフィルモアに挑んだ記録であり、大成功となった記録でもあります。その挑戦に際して、彼女がいつもライブで使うバックミュージシャンを使わずに、当時最上級のリズム・セクションを含むキング・カーティス(ts) 率いる The Kingpins を従えて、白人ロックファン達にも受け入れ易い様に選曲にも配慮して臨んだステージは、若い白人中心の聴衆の心を鷲掴みにし、素晴らしいライブアルバムとなって結実しました。さらに、たまたま(?)その時期にサン・フランシスコに来ていたレイ・チャールズがアレサを聴きにやってきていたのをアレサが見つけてそのままステージに引っ張り上げて一緒に歌った(と言われている)「Sprit In The Dark (Reprise)」も大いに華を添えています。このアルバムの発表当時はLPの時代でしたので、当然の様に「編集」されていて、3日間のライブから出来の良いものをピックアップし、ブラック・ミュージックのショーでは当たり前の「主役の登場前にバンド(King Curtis & The Kingpins) が何曲か演奏する」部分もカット(この時の演奏に限っては、バンドの演奏部分も別アルバムで発売されました)した上に、レイ・チャールズとの共演も一部カットしてLP1枚のサイズに収めて発売されたのですが、今回の再発盤では、バンドの単独演奏こそ含まれていないものの、20分近くに及んだレイ・チャールズとの「Spirit In The Darl (Reprise)」などをそのままノーカットで収録したかたちでのオリジナル・アルバム再現版とLPでは使われなかった音源をまとめたものを2枚組とした「増量再発版」となっています。私は今回初めてノーカットの「Spirit In The Dark (Reprise)」を聴いたのですが、これはスゴイです。誰かが止めなければ30分でも1時間でも続きそうな無尽蔵のグルーヴに、思わずアンプのヴォリウムを上げ気味にしてしまいました(^^)。勿論、「明日に架ける橋」など他の曲も素晴らしいの一言でございますよん。(当時の白人の若者を意識してか)The Beatles や C.S.N.&.Y.、Bread、Simon & Garfunkel の曲などをアレサ流に取り込んで、さらにレイ・チャールズとの20分近くに及ぶ「Spirit In The Dark (Reprise)」では溢れ出るグルーヴの渦に聴くもの全てを巻き込んでしまう、素晴らしいライブ・アルバムであります。

なお、当時最強の King Curtis & The Kingpins with Guests のこの時の演奏部分だけを集めたアルバムも、これと同様に2枚組増量版として再発されています。ちなみにバンドのメンバーは King Curtis(ts), Cornell Dupree(eg), Jerry Jemmot(eb), Bernerd Pirdie(dr) などのリズムセクションに Billy Preston(kb) + The Memphis Horns、さらにアレサのバックコーラス3人という、まさに(おスキな方には堪らない)無敵のバックバンドでありました。(じつはこのライブの数ヶ月後、バンドリーダーの King Curtis は暴漢に刺されてお亡くなりになっております・・。)

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2006年7月26日 (水)

太腹さんの雑学ページ:その9

2006.7.30(日)に出場予定の「かっぱ祭りライブステージ」のチラシです。実際に現場で配るものは白黒ですが、カラーでお楽しみ下さい(^^)。あとは天気が良くなることを祈るのみっ。(下記の画像をクリックすると拡大表示されます。)

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2006年4月22日 (土)

太腹さんの雑学ページ:その8

牛久市文化協会でお仲間のMUSE会からコンサート出演の依頼をいただきました。ステージ大好きのVOUKは二つ返事で参加を決めました。
今回のMUSE演奏会はクラシックやジャズの演奏がメインとなりますが、オープニングに現在猛特訓?中の「HIS EYE IS ON THE SPARROW」,「HAIL HOLY QUEEN」の2曲を歌います。またステージラストは「OH HAPPY DAY」を参加者全員で演奏します。ジャズ演奏をバックに歌えます。こちらも楽しみです。

チラシ(仮版)を入手しましたのでアップしました。有料ですがこれはVOUK以外のプロ演奏家に合わせた設定となっています。VOUKは友情出演の扱いとなります。(下の画像をクリックすると拡大表示されます。)

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2006年4月11日 (火)

管理人の独り言 Vol.040

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グレート・アメリカン・ソング・ブック(完全盤)

エラやサラに比べれば派手さこそ無いものの、歌の実力はもう折り紙付きの女性ジャズシンガー、カーメン・マクレェの 1971年録音の名作ライブアルバムです。発売当時は2枚組LPでしたが、ここにご紹介するのはそれに10曲程加えて、ほぼライブの進行に準じた(であろう)構成の「完全版」になっています。バックにはギターの名手ジョー・パスを始め、当時の西海岸の一流のメンバーを配し、じつにリラックスしながらも見事なライブを聴かせてくれます。ここで選ばれているメンバーは、とくに歌伴に秀でた名手達ばかりで、曲の合間のカーメンのトークも含めて、まるでその場(ロスアンゼルスの有名なジャズクラブ)に居るかの様な雰囲気が楽しめます。歌われている曲もジャズやスタンダード曲の他、当時のヒット曲である「A Song For You」や「They Long To Be Close To You」といったあたりも取り上げていて、しかもそれがしっかりとカーメンのものになっているという、見事なアルバムです。昨年暮れに日本版(完全版)が上記の廉価版として出直しましたし、「小粋なジャズヴォーカルでも・・」とお考えの方にもオススメのアルバムであります。

ちなみに1枚もののアメリカ版CDも出ているのですが、そちらは2枚組LPを無理矢理1枚のCDに詰め込むために、カーメンによる曲紹介(そのまま曲が始まる流れがまた良いのだ)などをカットしたりしていますので、これから買うなら、この2枚組ですぞ。

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2006年3月 7日 (火)

管理人の独り言 Vol.039

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At Carnegie Hall, Vol. 1-4 (Chicago IV)

デビュー以来ほぼ40年間活動を続け、これまでアメリカでもっとも成功してきた現役のロックバンドの一つ、CHICAGO のデビュー4作目は、1971年4月5〜10日に行われたカーネギー・ホールでのライブを4枚組のLPで出すという、当時としては破格のものでした。60年代後半、ブラス・ロックという金管(ブラス)を伴奏としてではなくバンドの重要な要素として取り入れた画期的なジャンルを切り開き、いきなり2枚組LPで大手CBSからデビューした彼等は、その後も第二弾第三弾と連続して2枚組LPを発表し、当時の日本の貧乏高校生(=ワタシ)の懐を大いに痛めてくれたものでした。(仕方が無いので、友人と「手分け」して買って貸し借りしたものでした。)そこに飛び込んで来たニュースは「第四弾は4枚組ライブ」というショッキングなもの・・。さすがにこれは手分けするにも厳しいため、実際に買うのはかなり後のことになりました。

この時期の CHICAGO はまだオリジナル・メンバー7人は不変で、強力なロック・スピリットと大学で音楽を専攻してきたメンバー達の確かな演奏技術をベースに、曲を作る力、(後にシンガーとして独立する Peter Cetera を含む)リードが取れるメンバーが3人居たこと、ジミ・ヘンドリックスも脱帽したというハード・ドライヴィングなギタリストの Terry Kath とジャズ・ドラマーとしての訓練も積んだパーフェクトなドラマー Daniel Seraphine とが繰り出す抜群な推進力を誇る、正真正銘のハードなロックバンドでした。このライブ盤の出来を、CHICAGO のメンバー達はあまり気に入ってはいなかった様ですが、それでも今聴いても我々を突き動かす「何か」を持っています。今回の再発では、発売当時と同様ポスターなども復刻されて紙の箱に収められ、4枚のLPを3枚のCDにまとめて、未発表録音を1枚加えた4枚組CDとして発売されました。音は悪くないのですが、当時のライブ録音の技術上の問題なのか、ステージ上のアンプのノイズなども拾ってしまっていますし、チューニングの音もそのままという、時代を感じさせてしまう部分も有りますが、そんな些細なことなど吹き飛ばしてしまうパワーを持っています。

ところで、これを聴いて当時のドラマーの Daniel Seraphine について調べて行くうちに、下記のサイトにたどり着きました。ここはロックやジャズのドラマーに関する情報が満載なのですが、ここの videos というボタンを押すと、凄まじい量の(ドラマーの演奏シーンの)映像を見ることが出来ます。見ているだけでも楽しいものばかりですが、リズムについての勉強になるんじゃないでしょうか。

http://www.drummerworld.com/index2.html

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2006年2月12日 (日)

太腹さんの雑学ページ:その7(3)

Valentine☆Concert を見た方からのアンケートに書かれていたおもなご意見です(お名前は割愛致しました)。概ねは期待通りにゴスペルを楽しんでいただいたと思います。数点の指摘事項は、こちらも気がついている事項ではありますが、今後の改善ポイントにしていきたいと思います。今回はアンケートにご協力頂き、どうもありがとうございました。(画像をクリックすると拡大表示されます。)

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太腹さんの雑学ページ:その7(2)

(画像をクリックすると拡大表示されます。)


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太腹さんの雑学ページ:その7(1)

2006.02.11 開催の Valentine☆Concert を見に来て頂いたお客様からのアンケート集計結果です。(画像をクリックすると拡大表示されます。)

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2006年1月25日 (水)

太腹さんの雑学ページ:その6

2月11日(土・祝)に、我々 V.O.U.K.、牛久ご町内の Holy Bright さん、宇都宮・Happy Berry さん、浦和・ぷりむろーずUさん、小滝コージ先生などに参加して頂いて、ゴスペルコンサートを開きます。
季節の行事に便乗して、バレンタインコンサート★2006 と銘打っています。是非おこしください。Holy Bright メンバーさん作成のポスターを掲載します。画像をクリックすると大きい画像が見られるはずですが、仔細は V.O.U.K.'s Home Page を確認ください。

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2005年12月11日 (日)

管理人の独り言 Vol.038

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ダイナミック・デュオ

ジャズ・オルガンの第一人者 Jimmy Smith(写真左)と、ジャズ・ギタリストの第一人者 Wes Montgomery(写真右)の(多分)初共演による 1966年録音のご機嫌なアルバムです。レーベルは当時のジャズの名門 VERVE、プロデューサーは泣く子も黙る Creed Taylor、録音技師には名人 Rudy Van Gelder、編曲指揮は職人 Oliver Nelson、リズム・セクションには Richard Davis(b), Ray Barretto(perc) & Grady Tate(ds)、その他、バック・バンドにも Clark Terry や Phill Woods 等、ここには書ききれない程の数多くの名手達を集めて作られたこのアルバムは、ほぼ40年前の録音とはとても思えない、素晴らしく瑞々しい音楽に満ちあふれています。ジャズと聞いて「難しい音楽・・」と思っているアナタ、まずは聴いてみて下さいな。ジャケットの写真そのままのリラックスした雰囲気の中、名人達が楽しそうにそれぞれの持ち味を存分に発揮して、素晴らしいアルバムを作っておいてくれました。そして、有り難いことに、今も現役盤として、CDで入手可能なのであります。機会が有りましたら是非聴いてみて頂きたいです。ビッグバンド・アレンジが施された Down By The Riverside から、少人数で軽いタッチで演奏される Baby, It's Cold Outside まで、寒い冬にはもってこいの名アルバムですよん。

ちなみにワタシが(中学生の頃に?)初めて買ったジャズのLPがコレでしたが、それぞれのソロを覚えてしまうくらいに何度も聴いてきたのに今だに新鮮で、聴けば聴くほど奥深く味わい深いのにも関わらず、「ジャズはちょっと・・」と言う方にも気軽に聴いて頂ける、とても見事な出来のアルバムなのであります。

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2005年12月 2日 (金)

管理人の独り言 Vol.037

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アイ・ウォナ・ビー・サンタ・クロース

1999年発売の、リンゴ・スターのクリスマス・アルバムです。これまで、色々なクリスマスアルバムを(ここで)採り上げてきましたが、まだまだ有りました。歌手としてのリンゴは、これまでも沢山の佳作を作り出していて、意外とイケてる歌手なのですが、他の3人と比べちゃうと、どうしても地味な印象が・・。で、その人脈の広さからなのか、バックに著名で素晴らしいメンツをズラっと並べたわりには大したことをさせない(^^;(のに、誰からも憎まれない)というこれまでのアルバムの作り方ではなく、今回は比較的地味なメンツで、適度に肩の力が抜けた楽しいクリスマスアルバムを仕上げてくれました。たまにはこんなクリスマス・アルバムもよろしいのではないでしょうか?。

あ、まさかとは思いますが、リンゴ・スター=ビートルズのドラマーですよ、念のため。

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2005年11月14日 (月)

管理人の独り言 Vol.036

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Gotta Have Gospel

我々V.O.U.K.を指導して下さっている小滝コージ先生が、最近(教材として)よく採り上げている所謂コンテンポラリー・ゴスペルの有名な曲を集めて2003年末に出された2枚組のコンピレーションアルバムです(初期発行版には、オマケのDVDが1枚付いていました)。我々の様な素人ゴスペルサークル、しかも教会とも縁が無いグループにとっては、この様なオリジナル音源が手軽に揃えられるCDは教材としてとても有り難いですし、単に聴くだけでも気持ちが高揚してくる、良いアルバムだと思います。このアルバムが好評だったせいか、去年、今年と第二弾第三弾が発売されていますので、そちらも要チェックですぞ。

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2005年11月 7日 (月)

試運転開始

@Niftyの都合で雑記帳の置き場としてWeblogを使ってみることにしました。うまく行かない様なら場所を変えるかも知れませんので、ご承知置き下さい。

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2005年11月 5日 (土)

太腹さんの雑学ページ:その5

今年のステージは無事完了しました。お陰様です。

足跡を1枚の画像ファイルにまとめました。年月を重ねると何時のことやらごっちゃになってしまうので、今年から整理していこうかなと~。

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2005年11月 4日 (金)

管理人の独り言 Vol.035

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Live Adventures Of Michael Bloomfield & Al Kooper

1968年、サンフランシスコに在った伝説のライブハウス「Fillmore Auditorium」で録音された、Al Kooper(Vo, Kb)とMike Bloomfield(G)の仲良しコンビのライブアルバム。Al と Mike は、この前の年に出したアルバム「Super Session」で(一般には)一躍有名になりましたが、二人とも当時のミュージック・シーンでは有名なミュージシャンでした。「Super Session」の続編とも言うべきこのアルバムでは、ライブ録音の途中に体調を崩して倒れた Mike に代わって、まだ大ブレイクする前の地元在住のギタリスト、Carlos Santana が一部の曲でギターを弾いたりしています。ここで聴かれる音楽は、ブルーズ・ロックというか、各自がアドリブ・ソロを演奏し合うスタイルなんですが、上手い下手を超越した? Al の味の有るソロとヴォーカルに、なんとも言えない独特の雰囲気の有る名手 Mike のギターが絡み合って、何とも不思議な魅力のライブアルバムに仕上がっています。演奏曲(というか、素材)も、Paul Simon の「59番街の歌(Feeling Groovy)」とか、The Band の「Weight」など、当時の最先端の曲を大胆な解釈でアレンジしてみたりして、当時としてはもっともススんだアルバムの一つでした。また、ジャケットのイラストを、Norman Rockwell に依頼するなど、アートとしても楽しめるアルバムであります。

#じつは、このジャケットの原画を見たことが有るのですが、まさにLPサイズで描かれていて、ちょっと意外に思ったことが有ります。ま、フツーに考えれば、LPのジャケットのデザインを依頼されればそのサイズで書くに決まってるんですけど(^^;。

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2005年9月13日 (火)

太腹さんの雑学ページ:その4

太腹さんお手製の 2005 Civic Concert 向けチラシです。

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2005年7月 9日 (土)

太腹さんの雑学ページ:その3

連載するような期待を持たせた(誰も持っていない?)表題にしながらも、はや数カ月経ちました。
その3は昨年の「その1」に続き、カッパ祭りのチラシ(05年版)、今回は暑中お見舞い葉書兼用のデザインです。今回はHOLYさんと連続出演となります。

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2005年7月 2日 (土)

管理人の独り言 Vol.034


Testify!: The Gospel Box

アメリカの良心的レコード再発会社 RHINO が1999年に編纂発行したゴスペル曲集(CD3枚組)です。1930年代の録音から1990年代の所謂コンテンポラリー・クリスチャン・スタイルまでを網羅し、入念なリマスターと選曲をして、詳細な解説書をバイブル風の装丁でパッケージしたものです。さすがに長い歴史と広範な影響力を持つ(アフリカン・アメリカン)ゴスペルを、たった50曲に集約することは至難の技では有りますが、ゴスペル全体を俯瞰するには充分な内容ではないかと思います。なお、ここには The Edwin Hawkins Singers の歌う「Oh Happy Day」や、Whitney Houston の母 Cissy Houston が歌う「Deep River / Campground」なども収録されていますよ。

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2005年6月11日 (土)

管理人の独り言 Vol.033


60年代の60曲 漣健児のワンダーランド~ルーツ・シックスティ・シックスティーズ

掲示板の #1321 で死去を速報させて頂いた、漣健児氏(さざなみけんじ・ペンネーム。本名:草野昌一氏、享年74歳)の仕事のホンの一部をまとめた3枚組CDボックスです。このボックスは現在入手困難になっていますが、彼の訳詞は、所謂ポップスだけでなく、クリスマスソングやディズニーソングにまで及び、さらには、本家アーチストに日本語(訳詞)で自身のヒット曲を歌わせる(ムカシは結構有ったのだ)という、今ではとても考えられないものまで手掛けていました。まずは上記のアンダーラインの文字列をクリックして、ともかく曲目と歌手をご覧頂きたい。ここには特定のレコード会社のものだけが収録されているのですが、この他にも、各レコード会社が足並みを揃えて、彼の作品を集めたCDを各社一斉に発売したこともありました。サッカーW杯出場決定で、あまりニュースにはされませんでしたが、戦後のポップス史に果たされた貢献は計り知れないものがあります。心より御冥福をお祈り致します。

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2005年5月23日 (月)

管理人の独り言 Vol.032


ゴスペル・コンサート

ゴスペルの世界からは煙たがられていたこともあるレイ・チャールズが、初めて公衆を前にしてゴスペル(というか、クリスマス・ソング)を歌った、大変珍しい DVD です。主役は、The Voices Of Jubilation! という大所帯のゴスペル・クワイアで、2002年の暮れのグリーンベイでのクリスマス・コンサートに、ゲストとしてレイ・チャールズが参加するかたちを取っています。クリスマス・ソング以外に、「Oh Happy Day」も歌っていますよ。

なお、輸入版(値段がほぼ半分)の方も、字幕こそ有りませんが、リージョン・フリーの様で、日本向け DVD-Player で再生出来ました。また、輸入版の DVD Deluxe Edition(Celebrates a Gospel Xmas With Voices of Jubilation) にはオマケCDとして、DVD でも聴くことが出来るレイとの共演部分の音声に、「The Christmas Song」と「Oh Happy Day」の映像が含まれた Enhanced CD (映像部分は Quick Time @パソコンで見ることが出来ます)が付いています。

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2005年5月 2日 (月)

管理人の独り言 Vol.031


私家版 青春デンデケデケデケ

60年代半ばの四国のクラシック好きの普通の高校生が、ある日ラジオから流れてきたエレキギターの音に電撃的なショックを受け、突如エレキバンドを結成する決心をし、仲間を集め、楽器を買うためにアルバイトをし、やがて・・、という、『バンドを組んでエレキを弾きたい!』という衝動だけで周囲をも巻き込んで突き進む出色の青春物語であります。当時の時代背景を知っている人にはそれなりに懐かしく、そうでない人にもとても楽しめる内容の、実話をベースにした小説です。大林宣彦監督による見事な映画化「青春デンデケデケデケ デラックス版」(若き日の浅野忠信が脇役で好演)でご覧になったことが有る方も多いかも知れませんが、是非、本でも読んで頂きたいお話です。笑えて、そしてちょっぴり泣けます。

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2005年4月21日 (木)

管理人の独り言 Vol.030


ライヴ・イン・ブラジル 1963

映画『Ray』で、世界中の人々に再確認された天才 Ray Cahrles の、1963年ブラジルでのライブ映像です。『O Genio』とは、ブラジル語で『天才』のこと。全編白黒で、ヴィデオの保存状態も意外に良く、当時の Ray Cahrles と彼のオーケストラ(フルバンド!)+レイレッツ(専属の女性コーラス)のエネルギーに満ち溢れたハードドライヴィングな演奏は、凄いとしか言い様がありません。この時期は、映画『Ray』でも詳しく描かれていて、映画を見た方は「あ、あれがフラットヘッドか」とか「ホンモノのマージーの歌い方は凄いし、映画の女優さんも良く似てるなぁ」てな楽しみ方も出来るかも。Ray はピアノを弾きつつ体全体で指揮をとりながら歌っています。その Ray の「体全体を使った指揮」を、一番近くに居るベーシストがオーケストラ全体に(体全体や目などを使って)伝えていきます。なにしろ20人近いフルバンド編成のため、一番遠くに座っているメンバーには Ray の体の動きが見え難いため、ベーシスト(コントラバス奏者)が、一番全体が見渡せて、全員からも見やすい位置に立って、ひたすらレイの動きに注目しながら演奏しつつ、Ray の指揮と指示を全体に伝える役目を負っているというわけなのでした。余談ですが、このオーケストラ自体も、じつに素晴らしいジャズ系フルバンドでもあり、一部に著名なジャズ・ミュージシャンも在籍しています。恐らく、耳の恐ろしく鋭い Ray Charles のオーディションを通るのは、とても難しかった結果なのかも知れません。

このDVDでは、前半に画像の綺麗なリハーサルテイク(と言っても演奏は全て完奏されています)が、後半には観客も入れた本放送と思われるテイクが収録されていて、ブラジル語のナマCMまでそのまま収録されています。(その結果として、ダブって演奏されている曲も多いのではありますが・・。)

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2005年4月19日 (火)

管理人の独り言 Vol.029


古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……<img

落語は日本人のものの考え方をよくあらわしていると同時に、人間の機微、弱さなどを、じつによく表現しています。中でも古典と言われるものは、長い時間の中で淘汰され、無駄の無い見事な物語りになっています。ま、中には荒唐無稽のホラ話や、ちょいと怪談風のものも有りますけど。この文庫本は、立川志の輔師匠が古典落語100本を厳選して、そのストーリーを解説付きで簡単に読みやすくまとめたもので、落語用語の解説や、寄席や劇場案内も付いています。落語のタイトルは知っているけど、中身が思い出せない、なんて時にも使えますし、図書館などで落語のCDでも借りてみようかな、という時の水先案内としても使えますよん。

なお、彼の師匠である立川談志師匠が20代の頃に書いた「現代落語論」(絶版)も、図書館などで見掛けたら是非御一読を。まだ駆け出しの(ハズの)若手落語家としての、たぎる想いと鋭い考察が綴られた名著であります。

ゴスペルで米黒人の音楽と生活を知る様に、落語でニンゲンの「業(ごう)」を知るのも、時にはよろしいのではないでしょうか?。

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2005年2月26日 (土)

管理人の独り言 Vol.028


Genius Loves Company

昨年6月、73歳で惜しくも亡くなくなられた偉大なる歌手レイ・チャールズの遺作となってしまったCDです。若手から同時代を生き抜いてきた仲間までとのデュエットで紡がれた素晴らしい作品で、今年2月に発表された第47回グラミー賞では、主要な賞を含む8部門で受賞という偉業も達成しました。個人的には、往年のパワフルな歌声に比べ、声の衰えを感じさせられてしまう曲も有ったりして、これが彼のベスト・パフォーマンスではないのは分かってしまうのですが、それでも、蝋燭が消える真際に一瞬見せる眩い光の様な曲も含まれた、素敵なアルバムだと思いました。と、くどくど書くのも野暮ですので、曲とデュエットした歌手の一覧と、グラミー受賞一覧を書き添えておきます。

曲目 / デュエット歌手
  1 Here We Go Again / with Norah Jones
  2 Sweet Potato Pie / with James Taylor
  3 You Don't Know Me / with Diana Krall
  4 Sorry Seems To Be The Hardest Word / with Elton John
  5 Fever / with Natalie Cole
  6 Do I Ever Cross Your Mind / with Bonnie Raitt
  7 It Was A Very Good Year / with Willie Nelson
  8 Hey Girl / with Michael McDonald
  9 Sinner's Prayer / with B.B.King
 10 Heaven Helps Us All / with Gradys Knight
 11 Over The Rainbow / with Johnny Mathis
 12 Crazy Love / with Van Morrison

第47回グラミー賞・受賞一覧
アルバム単位4部門
"Genious Loves Company"
  Album Of The Year
  Best Pop Vocal Album
  Best Engeneered Album (Non-Classical)
  Best Surround Sound Album

曲単位4部門
"Here We Go Again / with Norah Jones"
  Record Of The Year
  Best Pop Collaboration, With The Vocals
"Heaven Helps Us All / with Gradys Knight"
  Best Gospel Performance
"Over The Rainbow / with Johnny Mathis"
  Best Instrumental Arrangement, Accompanying Vocal(s)


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2005年1月21日 (金)

管理人の独り言 Vol.027


Say It Loud! A Celebration of Black...

"SAY IT LOUD! / A Celebration of Black Music In America"

これまで、様々の素晴らしい BOX Set で実績を残して来た RHINO というCD製作会社が、21世紀のスタートを意識してか、2001 年に発表した、6枚組CDです。

正式名称 "Say It Loud!" という、強い意志表明の言葉に象徴される、アメリカ黒人音楽の歴史を、ほぼ年代順に6枚のCDと72頁に及ぶ解説書にまとめあげた秀作です。ここに収められているのは、ゴスペル、ジャズ、ブルース、R&Bからカントリーやフォークまでも含む多岐に渡るアメリカ黒人音楽のジャンルの素晴らしい音楽達を網羅しているだけでなく、随所に挿入されている各時代を象徴する有名な演説の録音(の一部)の数々が、時代や音楽の変遷や流れを効果的に繋ぐブリッジの役目をも果たしています。

これを通して聴いていくと、全てのアメリカ音楽の基礎の大きな部分を、黒人達が産み出して来たことが深く理解出来ます。そして、アメリカ黒人音楽の土台には、ゴスペル音楽が有ることも。

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2005年1月 8日 (土)

太腹さんの雑学ページ:その2

今回は、2004.12.25 に開催したクリスマス・コンサートに御来場頂いたお客様からアンケートを通じて頂戴した様々なご意見と、それに対する私達の反省などを書かせて頂きます。

御来場約150名様(推定)のうち、29名様からアンケートに御協力を頂きました。殆どの方は楽しんで頂けた様ですが、音響関係については、いくつかご意見も頂きました。音響に関しては、こちらの不慣れな点も多く、初めて使うホール、初めて本番で使う機器だったということも有りましたが、次回への反省点として、大いに肝に命じたいと思います。
曲に関しては、どちらかというとピアノのみの伴奏による静かな曲が好評だった様です。(これは、上記の”音響”にも関係が有りそうですが・・。)

以上の点を踏まえ、次回はより良いコンサートにしたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願い致します。

今回はどうもありがとうございました。

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2004年12月 8日 (水)

管理人の独り言 Vol.026


スノー・フォール~クリスマス...

昨年の今頃、雑記帳でクリスマス・アルバムをバンバン紹介して、もうネタが無い・・と思っていたら、まだ有りました(^^)。

大ヒット曲「霧のサンフランシスコ」でお馴染みの、トニー・ベネットの1968年発表のクリスマス・アルバムです。フランク・シナトラに『私がカネを払ってでも聴きたいのは彼の歌だけ』と言わしめた、ジャズ・シンガーとしての充分な歌唱力に裏打ちされた歌声を、ここではソフトでスムーズに駆使して、フルオーケストラをバックにしながらも、しっとりと落ち着いたクリスマス・アルバムに仕上げています。ちなみにこのCD化に伴って、「I'll Be Home For Christmas」がボーナストラックとして追加されています。

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2004年11月29日 (月)

管理人の独り言 番外編


Ultimate Video Collection / (Dol)

えー、たまには”おバカなソフト”もイイんじゃない?、ということで、今回は番外編であります。

さて、アル・ヤンコビックという名前に見覚えの有る方もそうでない方も、80年代から90年代のMTVに親しんで来た方なら、誰もが無条件で楽しめる傑作ビデオ集であります。ワタシが彼の名前を最初に目にしたのは、マイケル・ジャクソンの「Beat It」のパロディの「Eat It」を見た時。セットから振り付け、衣装など、細部までホンモノに似せながらも、その内容ときたら・・。この他にも同じくマイケルの「BAD」のパロディで「FAT」とか、マドンナの「Like A Virgin」の駄洒落で「Like A Surgeon」、果てはジェイムス・ブラウンの「Living In America」が「Living With Hernia(ヘルニア)」にと、じつにヴァラエティに富んでいます。

彼はその後も同じ路線で次々に有名なミュージック・ヴィデオのパロディを作り続けていた様で、ここには24本もの傑作パロディ・ヴィデオと、TV番組でアコーディオンの弾き語りでナマ歌を歌うお姿も拝むことが出来ます(^^)。
ちなみにこのDVDは輸入版で字幕こそ有りませんが、リージョン・フリーですので、日本向けの DVD-Player で見ることが出来ます。こういう”短編集”は、DVDが便利でイイですね。

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2004年10月18日 (月)

PA機器購入

牛久市主催の市民講座時代から数えて3年を経過し、この年末には市の公会堂小ホール(講演会用の簡単な拡声装置のみ)にてクリスマス・コンサートを自分達の手で開催運営することになり、ついに自前のPA機器(拡声装置)の購入に踏み切りました。V.O.U.K.として再スタートして以来ほぼ2年半、順調にメンバーも増えた一方で、大人数でのマイクの使い方についての不馴れな点も多く、広い会場でのライブでは結構苦労もしてまいりましたが、これからは随時マイクを使った練習も出来る様になり、時には中小規模のライブ会場などで活用することも可能になると期待しております。

と言うことはつまり、これからは「マイクに不馴れで・・」という言い訳が出来なくなるということでもあるわけですけどネ・・(^^;。(今回購入したのはマイク6本、12チャンネルのミキサー、パワーアンプ、スピーカ2本、スタンド類その他です。)

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2004年10月 3日 (日)

管理人の独り言 Vol.025


Have a Little Faith

独り言 Vol.024 の"Swing Low Sweet Chariot"のアルバムジャケット写真の中で両手を広げて歌っていたステイプルズ家の末娘、メイヴィス・ステイプルズ(Mavis Staples) の最新作『Have A Little Faith』です。彼女はステイプル・シンガーズのリードとしてだけでなく、ソロとしてもゴスペル、ソウルを問わず多くのアルバムを作ってきた偉大な歌い手でもあります。

このアルバムはタイトルが示す通り、ゴスペルアルバムと言えるものですが、バックのサウンドは、じつに質の良いアメリカ南部ロックとも言えるものです。年令を重ね、ややハスキー度が深まった彼女の声は、相変わらず素晴らしいもので、聴いていてとても落ち着いた気持ちにさせてくれる好盤であります。また、コーラスには1曲のみですが、The Dixie Hummingbirds(独り言 Vol.012 を御参照下さい)が参加していたり、アルバム最後のトラックには「永遠の絆(Will The Circle Be Unbroken)」(これまた独り言 Vo.022 を御参照下さい)が収録されていたりと、まるで雑記帳に書けと言わんばかりのアルバムでもあります(^^;。

彼女やステイプル・シンガーズはまた色々なアーチストから共演依頼を受けることも多く、私にとって最も強く印象に残っているのは、The Band の解散コンサートの記録映画『The Last Waltz』での「The Weight」という曲でした。元々が素晴らしい曲ではあるのですが、彼女の歌う The Weight は、中でも最上級に素晴らしいです。この映画は DVD(ラスト・ワルツ〈特別編〉THE LAST WALTZ)も出ていますので、機会がありましたら是非っ。

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管理人の独り言 Vol.024


Swing Low Sweet Chariot

永年、ゴスペルとポップ(ソウル)の2つの世界で活躍してきた親子グループ、ザ・ステイプル・シンガーズ(The Staple Singers)の、1963年に出されたゴスペルアルバムをCD化したものです。ギターを弾きながら歌うお父さんと子供達(とっくに大人ですけど)のコーラスやリードというシンプルな構成ですが、耳馴染みの良い適度にハスキーな声と、その奥に秘められた強靱な魂=ソウルが見えかくれした、深みの有るアルバムです。とくに、アルバム・タイトルにもなっている Swing Low Sweet Chariot は、じつにゆったりと深く歌い込まれていて、じつに沁みます。

一方で彼等は Vo.023 でとり上げた STAX というR&Bメインのレーベルにも所属して、ポップ(ソウル)の世界でも大活躍してきました。とは言え、出がゴスペルですので、下世話な歌を歌うわけではありませんけどね。

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2004年9月17日 (金)

管理人の独り言 Vol.023


Wattstax / (Ws Spec)

ロスアンゼルス・オリンピックの開会式などで使われた陸上競技場(普段はフットボールの競技場でもある)で 1972年に開催された、STAX レーベルのアーチスト達による大コンサートの模様を収めた記録映画です。STAX とは、メンフィスをベースに、リズム&ブルースを中心に大ヒットを飛ばし続けたレコード会社で、アーチストも聴衆も殆どが黒人というあたりが、ほぼ同時代にスタートした Motown とは少々異なるところでしょうか。ちなみに STAX のスタジオ・ミュージシャンはじつは白人が多かったというのも面白いところ。この記録映画が、今回初めて DVD 化されました。アメリカ版ですが、リージョンフリーの様で、日本語字幕こそ出ませんが、通常の DVD-Player で再生可能です。オマケ映像の方も、Albert King のノーカット演奏とか、色々有るみたいです。
このコンサートが開催された 1972年のアメリカは、"Black Is Beautiful" という言葉があらわす様に、黒人が自我に目覚め、我々も人間だと主張していた時代。(人種差別は、すでに法律的には撤廃されていました。)そんな時代背景の中、じつに10万人(殆どが黒人)を集めて開催されたのがこのイベントです。(別名 Black Woodstock とも呼ばれたそうです。)
この映画の中で、The Emotions という女声トリオが、小さな教会のミサ?で歌っているシーンが有るんですが、これが凄い!。静かに歌い始め、いつの間にか教会全体が揺れる様なエネルギーが満ち溢れ、人間の声の力を強く感じずにはいられません。他にもゴスペルとポップスの両方の世界で永い間活躍している The Staple Singers のステージや、R&B の歌手達がゴスペル曲を歌うシーンなんかも有ります。この時代の持つエネルギーや、歌の力を感じるだけでも、この映画は見ておいて損は無いと思いますよん。

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2004年8月27日 (金)

管理人の独り言 Vol.022


Will the Circle Be Unbroken

1972年録音の The Nitty Gritty Dart Band(以下 NGDB)の、歴史的な3枚組レコード『Will The Circle Be UnBroken』(永遠のきずな)を、CD2枚組にしたもの。NGDB は、60年代半ばに南カリフォルニアの高校の同級生を中心に結成されたジャグ&フォーク&カントリーバンドで、ごく初期にはジャクソン・ブラウンも在籍していたそうです。彼等は60年代のフォーク・リバイバル世代ではありましたが、なかなか時流に乗れず、試行錯誤の末、1970年に『アンクル・チャーリィと愛犬テディ』(大ヒットシングル「ミスター・ボジャングルズ」や「プー横丁の家」などを収録)というアルバムでついに大ヒットを飛ばすことに成功しました。その後、彼等NGDBが愛し尊敬してやまないカントリーやブルーグラスの大先輩達の総本山、ナッシュビルに赴き、大御所達とともにこの記念碑的アルバムを作り上げました。当初、ヒッピーの様な若者達(NGDB)を歯牙にもかけなかったカントリーやブルーグラスの大御所達も、彼等の熱意と旧き良きアメリカ音楽への愛情と音楽的な能力の高さを理解すると、喜んでセッションに参加してくれたそうで、その楽し気な様子は、そのままレコードに刻み込まれました。

ここに収められた多くの曲はどれも素晴らしいものですが、中でもアルバムタイトルとなった「Will The Circle Be Unbroken」(邦題:永遠のきずな)は、母の葬儀の悲しみを息子が歌うというもので、ゴスペルとして歌われるだけでなく、ブルースシンガーやロックシンガーにも好んで採り上げられる名曲です。ちなみにここの大分下の方の「管理人の独り言 Vol.003」の、デラニー&ボニー『Motel Shot』の中でも歌われております。

そして20年程経った後、この歴史的アルバムの続編も「2」「3」として作られましたが、やはりホンモノのヴェテラン達がまだまだ元気だった頃に作られたこのアルバムが(貴重な記録という意味でも)一番良い出来だと思うのは私だけではないでしょう。ちなみに NGDB は、現在も(メンバーの入れ替わりこそ有りますが)活動を続けております。

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2004年8月 9日 (月)

管理人の独り言 Vol.021


Curtis Mayfield Gospel

1999年のクリスマスの翌日、天に召されたニュー・ソウルの旗手、カーティス・メイフィールドの自作ゴスペル曲集です。カーティスの祖母は宣教師で、カーティス自身も子供時代は教会で歌っていました。その時に培った音楽的な素養を、60年代は The Impressions というコーラス・グループのリードシンガーとして、70年代以降はソロとして大きく開花させたのでした。このCDは、彼のグループ時代とソロ時代を問わず、彼がゴスペルと意識して作り歌ってきた曲のオリジナル録音をまとめたもので、発売は 1999年の1月。つまり、亡くなる1年程前に発売されたものです。ちなみに、このCDの1曲目の「Amen」は、シドニー・ポワチエ主演の映画「野のユリ」の主題歌でもあります。

カーティスのアルバム、とくに 70年代のものには傑作が多く、当時増え始めた黒人主演の映画のヒット作 "Super Fly" のサウンドトラックなどは、ソウルとファンクのエッセンスにカーティスのファルセット・ヴォイスが見事にマッチした傑作であります。

そのカーティスが、90年にリハーサル中に照明が落ちてきて重傷を負い、その後寝たきりの闘病生活の中、96年には新作CDを発表し、99年春にはこのCDも出して、復活の兆しも見せていただけに、彼の死は非常に残念なものでした。

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2004年8月 4日 (水)

管理人の独り言 Vol.020


エラ・アンド・ルイ

ジャズの世界に収まり切らない二人の大歌手、エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングのご両人が、仲良く写真に収まっているこのジャケット写真を見て想像出来る通りの、リラックスしてとても楽しいレコード(のCD)です。1956年録音のこの好盤の伴奏をつとめるのは、こちらも凄腕揃いのオスカー・ピーターソン・カルテットとくれば、出来が悪かろうはずもなく、エラとルイの二人が、ある時は恋人の様に、ある時は親友の様にデュエットする、とっても素敵なアルバムです。

ほぼ50年も前の録音ですけど、エラもサッチモ(ルイの愛称)も、オスカーも皆元気で、スタジオでの楽しい様子がホンワカと伝わってくる、そんなアルバムです。

このアルバムは(当然の様に)大好評だったため、続編『エラ・アンド・ルイス・アゲイン』も作られ、また、この二人の組み合わせによる『ポギーとベス』というガーシュイン作のオペラ(「サマー・タイム」などで有名)のレコードも出ていて、これら全部をまとめてCD3枚組にしたThe Complete Ella Fitzgerald & Louis...
なんてのも有りますよん。

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2004年8月 2日 (月)

管理人の独り言 Vol.019


Hitsville USA 1 / Various

1950年代、目覚ましい経済発展を続けていたアメリカの自動車産業の中心、デトロイトに産まれたレコード会社 MOTOWN(モータウン)の、最初の10数年の間に飛ばしたヒット曲の数々を4枚のCDに詰め込んだボックスセット(というか、まさに宝箱!)です。この時期のアメリカのレコード産業(に限らず通常の生活全てにおいて)は、白人向け黒人向けといった棲み分けが当然の様に行われていましたが、創立者の Berry Gordy Jr.(元自動車工で黒人の有能な作曲家にして経営者)の機転によって、より購買力の有る白人の若者をメインのターゲットにした、ポップな楽曲をラジオやジュークボックスで聴いた時に一番キマる様なサウンドに作り上げることで、商業的な大成功を収めました。その音楽は、比較的人種差別意識の薄いヨーロッパでももてはやされ、初期のビートルズなどにも盛んにカバーされました。(アメリカでは60年代までは、レコードジャケットに黒人の写真が使われていると扱ってくれないレコード屋さんなんてのは当たり前な時代でしたっけ・・。)

ちなみにこのボックスのタイトル"Hitsville"とは Motown 創立当時の本社兼録音スタジオ(兼社長の自宅?)が在った建物の愛称で、Motown のキャッチコピーは"the Sound of Young America"ということで、歌手達(殆どが黒人)には常に正装をすることを義務付けて、少しでも白人聴衆やマスコミから反感を買わない様にしていたそうです。

そんな時代背景から逞しく産まれて来た力強い歌の数々は、当然の様に多くの人々に親しまれる様になり、映画『天使にラブソングをー1』では、"My Guy" (=「ワタシのオトコ」という意味の世俗感タップリの歌で、初期 Motown の大ヒット曲)を "My GOD" なんていう替え歌で無理矢理ゴスペルにしちゃうというジョークが成立するほどに広く深く認知されています。

#先日のカッパ祭りの VOUK の BGM として、このボックスから何曲かセレクトして使わせて頂いたことは、どうかひとつ内密にお願いします(^^;。

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2004年8月 1日 (日)

管理人の独り言 Vol.018


I Never Loved a Man the Way I Love You

ここでは既に何度も取り上げている"Queen of Soul"アレサ・フランクリンの 1967年発表のアルバムです。このアルバムを作る前の彼女は、実力こそ認められていたものの、大手レコード会社との契約も切れ、何とかアトランティックという(当時の)新進のレコード会社と契約を交わすことに成功し、新しいプロデューサーとともに南部メンフィスのスタジオに赴き、そこの凄腕のスタジオ・ミュージシャン達とともに一世一代の熱唱を録音することに成功したのでした。(実際にはアルバムの半分ほどを録音した後、ちょっとした行き違いがあり、残り半分は、そのメンフィスのスタジオ・ミュージシャン達をニューヨークに呼んで録音を仕上げたのですが・・。)ちなみに一部の曲では彼女自らピアノも弾いています。

ここでの彼女は、自作曲の他、当時の(他人の)ヒット曲のカバーなどを、新しい環境を得て気合いの入った熱唱とアレンジで見事に自分の歌として、その後の彼女の地位を決定付けるアルバムに仕上げ、79週間もの長期に渡るアルバムセールスランク入り(最高2位)を果たしたのでした。

今回御紹介したCDは、オリジナルLPのモノラル録音11曲にボーナストラックとしてステレオ・ヴァージョンを3曲追加されたものですが、37年も前の録音なのに、聴くものの心にダイレクトに突き刺さる素晴らしいアルバムです。

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2004年6月27日 (日)

太腹さんの雑学ページ:その1

管理人の要請にこたえて、とりあえず宿題になっていたカッパ祭りポスターを載せます。知人等に配るあてのある人は練習時に申しいれくださいね。

祭り絶頂の時間帯ですが、メインステージを食ってお客さんを集められるでしょうか?今後期待!!

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管理人の独り言 Vol.017


Aretha Live at Fillmore West

掲示板で一瞬(^^;話題に出した、”ソウルの女王”アレサ・フランクリンの「明日に架ける橋」が収録されている 1971 年2月録音のライブアルバムです。録音場所は(当時の)ロックの殿堂・サンフランシスコのフィルモア・ウェスト、バックを素晴らしいミュージシャン達と女声コーラスで固め、さらにゲストとしてレイ・チャールズまで登場するという、素晴らしいライブ盤です。(一部の曲ではアレサはピアノも弾いています。)

ここでのアレサは、ブレッドの「Make It With You」や、ビートルズの「Eleanor Rigby」なども採り上げていますが、やはり必聴はゴスペル風に素晴らしいアレンジが施された「明日に架ける橋」でしょうか。上記の文字列をクリックすると、サンプル音源が聴けるサイトに飛びますので、フンイキだけでも感じてみて欲しいです。サイモン&ガーファンクルの原曲とはまるで違う演奏なのに、伝わってくるものが何故か同種に感じるのはワタシだけでしょうか・・。

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2004年6月20日 (日)

管理人の独り言 Vol.16


The Columbia Studio Recordings, 1964-1970

2001年にパッケージ(箱)として再発された、サイモン&ガーファンクルの全アルバム集(+アルファ)です。とは言え、彼等二人名義で出されたアルバムは、後年のベスト盤や(一時的)再結成でのライブ盤等を除けば、『Wednesday morning, 3AM』(1964)、『Sound of silence』(1966)、『Parsley, sage, rosemary and thyme』(1966)、『Bookends』(1968)、『Bridge over troubled water』(1970) のたった5枚のみ・・。時期的にはまさにビートルズが世界にブレイクしてから事実上の解散をするあたりまでですから、じつは有名になってからは驚く程短命なデュオであり、出したアルバムの数も極端に少なかったんですね。彼等は高校の同級生同志のフォーク・デュオ(最初はトム&ジェリーと名乗っていた)で、1枚目のアルバムはじつに地味です(^^;。事実、あまり売れなかったらしい・・。そのアルバムに収録されていた「サウンド・オブ・サイレンス」にベースやドラムなどのバックを(勝手に?)加えられたものが大ヒットしたことで、2枚目のアルバム『サウンド・オブ・サイレンス』が(レコード会社の都合で?)出されたという、彼等的にはあまり喜ばしい出だしではなかったんですが、それでもその後に出されたアルバム3枚はどれも見事な出来映えでした。もっとも、最初のアルバムの時から、彼等自身のオリジナル曲には素晴らしい曲が多く、作曲とギターと低音パートを担当する Paul Simon と、高音パートを担当する Art Garfunkel の醸し出すハーモニーは当初から極上のものではありましたが。

このパッケージは、そんな彼等のオリジナル・アルバム5枚にボーナストラックを数曲加えて1枚ずつCD化して、発売当時のLPジャケットを縮小コピーしたスリーブにそれぞれ収めて、ライナーノーツや歌詞は別冊の小冊子にまとめたという、まさにLPのミニチュア版全集みたいなもので、とくにリアルタイムのファンにとっては涙チョチョギレものなのであります。

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2004年5月28日 (金)

管理人の独り言 Vol.015


Standing in the Shadows of Motown

映画『Standing In The Shadow Of Motown』(邦題:永遠のモータウン)であります。上記リンクはそのアメリカ版DVDでして、残念ながら普通の日本仕様の DVD-Player では再生出来ないみたいです。2002年制作のドキュメンタリー映画で、2004年5月より渋谷シネアミューズでも公開が始まりまして、その後日本の各都市を巡回?するみたいですので、日本版のヴィデオやDVDはまだ当分は発売されない模様。

で、ワタシは映画館で見たわけですが、これは素晴らしい映画です。何しろ、1950年代末にデトロイトでスタートして全米ヒットを数多く産み出し、シュープリームス、テンプテイションズ、フォー・トップス、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィ・ワンダー、ジャクソン5といったスター軍団を輩出し続けた MOTOWN というレーベルの音楽を、一手に陰で支え続けながらも、ほとんど一般には名前すら知られることの無かったスタジオミュージシャン達(またの名をファンク・ブラザース)の、過去と現在を(一部再現フィルムも有りますが)忠実になぞった見事なドキュメンタリー映画です。当時のメンバーのうち、何名かはすでに他界されてはいるものの、彼等が(珍しくも)ステージで多彩なゲストシンガーを迎えて演奏する往時の大ヒット曲の数々もまた素晴らしくパワフルなものでした。

MOTOWN ってナニ??、とおっしゃる方も、きっとそのイントロを聴いただけで、「あっ、その曲知ってる!」となること請け合いの、沢山のヒット曲を聴くだけでも充分に楽しめる映画ですが、少々思い入れの有るワタシは、「悲しいうわさ」のイントロで、不覚にも涙してしまい、その後はどの曲でもどのインタビューでも目頭が熱くなってしまいました・・。

ちなみにこの映画が公開されたことで(再)評価されることとなった彼等ファンク・ブラザースは、遅ればせながらも2004年のグラミー賞功労賞を受賞したそうです。

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2004年3月14日 (日)

管理人の独り言 Vol.014


Carry It On [Bonus DVD]

おもに1960年代に大活躍したアメリカを代表するモダン・フォークのトリオ Peter Paul & Mary のデビュー以来40年以上にわたるキャリアをまとめたボックスセット。「パフ」、「花はどこへ行った」、「天使のハンマー」、「レモン・トゥリー」などなど、日本でも大ヒットを数多く飛ばし、PPM なる愛称で名前を縮めて呼ばれるハシリともなった彼等の歌が、通常CD4枚に収められ、約30分程の様々な時代の演奏の映像記録を収めたDVD(リージョン・フリー)1枚がオマケに付いたおトクなセットです。男声2名、女声1名での見事なコーラス・ワークは勿論、伝承曲やゴスペルからコミカル・ソングやチルドレン・ソング、プロテスト・ソングまで、当時のモダン・フォークのお手本とも言える彼等の歌は、今聴いても全く古臭さを感じさせることがありません。唯一時代を感じさせるものと言えば、3曲収められている1967年の新宿厚生年金会館でのライブ音源。2曲にはイントロにかぶせる様に志摩利夫氏(司会)の英語の歌詞の日本語訳が場内にアナウンスされたり、もう1曲では一部を日本語で歌ったり、最後には司会者が出て来て・・ってな具合で、当時の外タレ公演には司会者が付くのが当たり前なのでした。勿論、当時の日本人の観客も、まるでクラシックのコンサートの様に、じっと静かに演奏に耳を傾け、曲が終わるごとに拍手するのみで、かけ声を掛けるどころか、総立ちなんでまるで無い時代でございました。
ちなみに今ではすっかり白髪になられた小室等氏は、若い頃、PPM Followers なるグループを組んでおりましたっけな(^^;。

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2004年1月20日 (火)

管理人の独り言 Vol.013


The Complete Specialty Recordings of Sam...

ソウルの世界では始祖とも言われ、若くして多くのヒット曲を生み出し、(当時としては画期的なことに)黒人音楽家のみならず白人達にまでも多くの影響を与え、不慮の事故で夭折したサム・クック(Sam Cooke)が、ソウル(ポップス)の世界に飛び出して行く直前のゴスペル・グループ在籍時代の録音集です。ここに収録されたものは殆どがスタジオでの録音ですが、黒人聴衆を前にしたライブ録音が3曲だけ収められていて、この盛り上がりたるや、まさに鳥肌ものであります。
サムは、バプテスト派の牧師の息子として教会で育ち、幼い頃から歌唱力に長け、10代で当時の有名なゴスペル・グループ「The Soul Stirrers(ソウル・スターラーズ)」の一員となり、そのグループのリード・ヴォーカルが引退するにあたって、20歳に満たないサムがその後継者として抜擢されました。歌唱力は勿論のこと、甘いルックスも相まって、たちまち人気者になったサムは、20代半ばにしてグループを飛び出してソウル(ポップス)の世界に漕ぎ出して行くことになったのでした。そしてそれは大成功をおさめ、自らのレコード・レイベルまで作るという、当時の黒人音楽家としては画期的なことも成し遂げました。ちなみに律儀な彼は、かつて在籍していた The Soul Stirrers も、彼のレイベルに迎え入れています。

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管理人の独り言 Vol.012


ゴスペルの王者~ディクシー...

ポール・サイモンのアルバム『There Goes Rhymin' Simon』に参加したりするなど、ゴスペルの世界だけに留まらない世界的な名声を誇る男声グループで、メンバーの入れ替わりこそ有ったものの、結成75周年を誇るThe Dixie Hummingbirds のベスト盤とも言えるアルバムです。リード+4人のコーラス(ゴスペルで言うところのクァルテットスタイル)で、レパートリーも多く、中には、他の有名なグループをいくつも真似しながら進めて行く楽しいナンバーまで有ります。このアルバムを手がかりに、ゴスペル・コーラスの大海に漕ぎ出すのも良いのではないでしょうか。

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2003年12月23日 (火)

管理人の独り言 Vol.011


ホワイト・クリスマス

20世紀前半では、世界でもっとも人気のあった男性歌手、ビング・クロスビーの、超ロングセラーシングル曲「ホワイト・クリスマス」(アーヴィング・バーリン作)とクリスマス関連の有名な曲を集めたアルバムです。(これ以外にも彼のクリスマスアルバムは沢山出ていますが、代表的なアルバムとしてこれを選びました。)

1941 年のクリスマス(大平洋戦争開戦直後!)の、ビング自身のラジオ・ショーで初演され、翌年にレコード化(まだSPの時代です)して大ヒット。その同じ年(1942)に、このヒット曲「ホワイトクリスマス」やアーヴィング・バーリンの他の曲も沢山盛り込んで映画化("Holiday Inn")もされました。まるでムカシの歌謡映画のノリですが、当時、ビングは既に大スタアで、ボブ・ホープとのコンビで沢山の映画にも主演していました。ワタシはこの曲が映画の主題歌として作られたと思い込んでおりましたが、実際には、この曲がヒットしたことで映画が企画されたというのが正しい様です。

その後この「ホワイト・クリスマス」は毎年クリスマス時期になると世界中で売れに売れて、通算3000万枚以上という、シングル盤としてのセールス記録を保持しているそうです。

ビング・クロスビーは、ジャズのビッグ・バンドの専属歌手としてスタートし、おおらかで甘く柔らかな歌声とちょっとタレ目の憎めないキャラクターで、たちまち人気者になり、映画にも沢山出ました。彼が亡くなってもう四半世紀を過ぎますが、今だに彼の様なタイプの歌手(スタア)が現れないのがちょっと残念でもあります。

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管理人の独り言 Vol.010


The Christmas Song [Capitol]

世界中の人々に親しまれたアメリカの黒人ポピュラー歌手ナット・キング・コールの、代表的なクリスマス・ソング集です。その伸びやかで滑らかな声で歌われる有名な曲たちはまさにこのジャケットの写真の暖炉の火の様に、聴く者を芯から暖めてくれます。

ちなみに彼ほどの世界的な人気歌手ともなりますと、クリスマス・アルバムだけでもかなりの種類が出ていますので、このアルバムが見つからなくてもどこかで他のを見掛けたら是非聴いてみて下さい。発音が奇麗なので、英語の発音の教材にもなりますよ(^^)。

#ナット・キング・コールは、ギターとベースを従えたピアノトリオの名ジャズピアニストとして世に出ましたが、あまりに歌がうまかったため、歌い手としての名声をも獲得して、後年はシンガーとして「モナ・リサ」や「ランブリン・ローズ」などの世界的なヒットを次々に飛ばす大スタアになりました。亡くなってからも、娘のナタリー・コールとの”仮想”デュエットでヒットを飛ばす一方で、彼がピアノトリオを率いながら弾き語りしている時代の素敵なCDも今だに沢山出されていますので、興味を持たれた方はそちらの方もオススメです。

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2003年12月22日 (月)

管理人の独り言 Vol.009


Xmas Gift to You from Phil Spector

1963年の、フィル・スペクター監修によるクリスマス・アルバムの傑作です。フィル・スペクターは”ウォール・オブ・サウンド(音の壁)”と言われた独特の分厚いエコーばりばりのサウンド作りで有名なプロデューサーで、『ビー・マイ・ベイビー』(ロネッツ)などの沢山のヒットを飛ばして、大瀧詠一などのサウンド作りにも多大な影響を与えた伝説的な名プロデューサーでした。
このアルバムは、当時、彼が手掛けていたロネッツなどのアーティスト達を集めて作られた豪華絢爛なクリスマス・アルバムです。外は寒くてもこれを聴くと部屋の中がホカホカしてきますよ。

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2003年12月20日 (土)

管理人の独り言 Vol.008


ブルース・ブラザースTHE BLUES BROTHERS

1980年のジョン・ランディス監督作品の映画「ブルース・ブラザース」は、当時のアメリカの人気TV番組「Saturday Night Live」の中で、ジョン・ベルーシとダン・アイクロイドが結成したバンド "The Blues Brothers" を主役に、レイ・チャールズやアレサ・フランクリンをはじめとする数多くのゲストが参加した、音楽ドタバタコメディ映画の傑作です。

この映画の中の重要なシーンとして、刑務所から出所してきたジョン・ベルーシとダン・アイクロイド(兄弟の役)が嫌々ながらも教会に行かされてミサに参加している最中に神の啓示を受け、バンドを再結成するという場面が有ります。その教会での牧師(ゲロッパでお馴染みのジェームス・ブラウンが演じています)の説教が徐々にコーラス隊(チャカ・カーンが混じっていますよ)とのコール&レスポンスになり、やがて信者達もそれに加わって、歌うは踊るは、凄い盛り上がりになるという場面で、ここでのコール&レスポンスは(映画ですし、かなり誇張も有りますけど)、リズムの取り方など、見て聴いて参考になるのではないでしょうか。

また、現在のところDVDにはなっていない(と思う)ドキュメンタリー映画「ワッツ・スタックス」(黒人系レコード会社 STAX のコンサートを映画化したもの)の中で、STAX の人気女声トリオが教会で歌う素晴らしいシーンが有ります。こちらはホンモノの教会でのドキュメンタリー映像のせいも有りますが、静かに始まり、いつの間にか物凄いパワーとエネルギーで教会全体が満たされていく様子に鳥肌が立つほどです。もしも御覧になる機会が有ればこちらも是非。

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2003年11月22日 (土)

管理人の独り言 Vol.007


The Ultimate Christmas Collection

約40年程前、全米にビートルズ旋風が吹き荒れる中、唯一対抗出来ていたアメリカのロックグループ The Beachboys の、1964年に製作された名盤の誉れ高きクリスマスアルバムに、いくつかの曲やテイクが追加された編集版のCDです。ここで聴かれる何曲かは、じつに楽しい仕上がりの「サーフ・ミュージック風クリスマスソング」であり、一方では見事に複雑なコーラス・ワークの曲を聴かせてもくれています。

The Beachboys は、サーフィンとクルマとオンナノコをテーマにした単なる明るいポップグループと思われがちですが、3人の兄弟とその従兄弟、そして高校の同級生で編成された彼等は、じつは当初から素晴らしいコーラス・ワークを誇っていたのでした。小さい頃から The Four Freshmen というジャズ・コーラス・グループに憧れて兄弟で真似をしてきた実力が、ここにはしっかりと収められています。たまにはこんなクリスマス・アルバムもヨロしいのではないでしょうか?。

また、彼等のデビュー当時のユニフォームである、縦縞のボタンダウンのシャツにコットンパンツという出で立ちは、当時大人気だったフォークソングの The Kingston Trio のスタイルを「まんまパクった」もので、The Beachboys の初期のヒット曲「Sloop John B」は、The Kingston Trio の曲のカバーでした。つまり、The Beachboys は、白人系米国人の男声コーラス・グループの伝統をしっかりと広範囲に受け継いだグループでもあったのでした。

ちなみにムカシのアメリカの音楽業界では、クリスマス・アルバムを出すことが一流の歌手の証しでも有りました。

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管理人の独り言 Vol.006


ピース・イン・ザ・ヴァリー...

”キング・オブ・ロック&ロール”エルヴィス・プレスリーが、小さい頃から黒人系教会音楽に親しんでいたというのは有名な話しで、ステージに出る前の控え室やレコーディングの合間にゴスペルや黒人霊歌を歌って気持ちを鎮めていたんだそうです。また、エド・サリバン・ショーに出た時には、専属のコーラスグループとともに教会音楽を歌ったこともありました。そもそも最初にプロの歌手を目指した時は、地元の有名なゴスペル・グループのコーラスのオーディションを受けたそうですから、当時としては「変わり者の白人少年」だったのかも知れません。そして大スターになってからは、時々教会音楽だけのレコードも作ったりしていました。

この3枚組CDは、エルヴィスの教会音楽の集大成とも言うべきもので、エド・サリバン・ショーで歌った時の録音も収録されています。私が持っているものは、この3枚組が出るよりもずーっと前に編集された2枚組でして、かなりダブりは有るものの、聴いてみたい曲も多く追加されていて、買い替えようかどうしようか、迷っております・・。

教会音楽を歌うエルヴィスは、とても真摯で素晴らしい歌声を聴かせてくれます。ほんとに上手いですし、甘い声で丁寧に心を込めて歌う「もう一人の(本当の)」エルヴィスが、そこに居ます。

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"Swing Low, Sweet Chariot"

オーストラリアで開催されていたラグビーW杯が終わった。決勝に勝ち進んだのは、強敵の隣国ニュージーランドを撃ち破り、前回優勝国にして今大会開催国でありながら、現在はやや力が落ちると言われていたオーストラリアと、準決勝でフランスを寄せつけずに決勝にコマをすすめた、現在最強と言われるラグビー発祥の国イングランド。
試合は強い雨と風の中、もつれにもつれて延長戦へ。延長後半の終了真際にイングランドのスタンド・オフ、ジョニー・ウィルキンソンのドロップ・ゴールが決まり、そしてノーサイド。あまりにも劇的で感動的な幕切れでした。ちなみに北半球の国としても初の優勝ということになります。イングランドは、1991年に自国で開催した時に決勝でオーストラリアに負けたお返しを敵地で果たしたのでした。オーストラリアも事前には劣勢を予想されながらも、開催国の意地を見せ、立派な準優勝でございました。

そして、試合終了と同時に会場全体に流された曲は "Swing Low, Sweet Chariot"。この曲は、サッカーやラグビーなどの国際試合の際にはサポーターによって必ず歌われるイングランドの応援歌なのでした。(もしもオーストラリアが勝っていたら、応援歌の"ウォルツィング・マチルダ" が流されたことでしょう。)

ということで、なんとかゴスペル(というか、賛美歌?)の話題でマトメたところで、おあとがよろしいようで(^^)。

                   by 管理人・宮下

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2003年10月28日 (火)

管理人の独り言 Vol.005


Christmas

1970年代に、超絶的なコーラス・ワークで一世を風靡した男声3名・女声1名のジャズ・コーラス・グループ『シンガーズ・アンリミテッド』の 1972年発表のクリスマス・アルバムです。彼等は一人がいくつものパートを受け持つ多重録音スタイルで多くのアルバムを発表し、80年代初頭に解散した後も、このアルバムだけは発表以来30年以上経った今日もロング・セラーを続けています。
このアルバムは全曲ア・カペラで、とても複雑ながら見事なハーモニーでクリスマス・ソングをまとめて収録したもので、私自身を含め、多くの人が毎年一回はこれを聴かないとクリスマスの気分が出ないという、いわば定番の様なクリスマスアルバムです。ちなみに「O, Come All Ye Faithful」も収録されていますよ。

なお、現在では彼等のアルバムの多くが再発されていて、選曲もポピュラーな曲やジャズのスタンダードなど、とても聴き易いものが多く、「全曲ア・カペラ」のアルバムも(上記以外に)3枚出ていますので、機会があれば是非(どれでもイイです)聴いてみて下さい。

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2003年10月11日 (土)

管理人の独り言 Vol.004


ゴスペル・トレイン・イズ・...

『The Gospel Train Is Coming』(ユニバーサル MVCE-24003)
大きくゴスペルとしてくくられるジャンルにも、様々なスタイルや流派の様なものが有ります。キリスト教のメッセージを歌を介して伝えるということでは基本的には共通しているんですが、普段あまりキリスト教と接することの多く無い(ワタシの様な)一般の日本人とって、この様なコンピレーションCD(編集盤)が存在することはとても意義深いものだと思います。
このCDではゴスペルを「今日の米国の黒人文化の中心に深く根ざしたもの」としていて、スピリチュアル(霊歌)とは区別していますが、ここで聴くことが出来る各種のスタイルの曲は一聴に値するものばかりです。彼等が歌に込めた気持ちや目的、意味は、私達が「ゴスペルを楽しく歌う」のとは大きく異なるのかも知れませんが、ゴスペルの”深い部分”を知っておくのも悪くないのではないでしょうか。

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ラグビージャージ

1987年から4年に一度開催されているラグビーW杯が、昨日から始まりました。今回は前回優勝のオーストラリアがホスト国(開催国)です。日本ではラグビーはどちらかというとメジャーではないのか、あまり報道されていませんが、じつは日本代表は第一回からアジアの代表として出場し続けています。(もっとも、第一回大会のメインスポンサーが日本のKDDでして、この時は全チームが招待出場だったんですけどね。)
で、話しはジャージに飛ぶんですが、現在のラグビー・ジャージの最先端は、皆さんが御存じのラグビー・ジャージとは似ても似つかぬものに変貌してしまっております。今大会に出場しているチームの中でも強豪国のジャージの多くは、襟も無く、身体にぴったりとフィットしたピタTみたいなものになってしまっているんです。しかも、通常の国際試合で使われるジャージには「Vodafone」だの「リポビタンD」だの、スポンサー・ロゴがデカデカとプリントされた、とても情けないものになっていて、ワタシの様なラグビージャージマニアにはとても耐えられないものになってしまっておるのですよ。ま、さすがにW杯用のジャージにはスポンサー・ロゴはプリントされてないんですけどね。
ということで、花園の全国高校ラグビー選手権も面白いけど、W杯も(色んな意味で)面白いですよ。(高校のジャージがピタTにならないことを願いつつ。)

                   by 管理人・宮下

え?、どこがゴスペルなのかって?。ま、イイじゃないですか、たまにはこんな話題も。雑記帳ですしネ。

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2003年10月 8日 (水)

腹式呼吸

先日、TV(「スパスパ」だったか「あるある」だったか・・)で『腹式呼吸』のやり方を放送していた。番組の本題は「腸の動きを活発にしてヤセる」ということで、そのために『腹式呼吸』で横隔膜を大きく動かして腸の”こり”をホグすというもの。実際、ソプラノ歌手の腹式呼吸とフツーの人のをMRI(っていうのかな?)で”透かして”見ると、腸の動きの幅がまるで違う。しかし、動きの幅は訓練で大きく出来るとのことで、腹式呼吸を意識することで、短期間でおナカ廻りが締まってくる様です。

で、番組で言われていた『腹式呼吸』のコツは、(1)鼻から3秒吸って口から6秒以上かけてユックリはく。(2)肩の力を抜き、肩は上下させない。(3)最初は仰向けに寝て練習すると良い。などなど。

それ以来、気が付いた時やクルマの運転中、寝る前など、意識的に『腹式呼吸』をする様にしています。勿論、歌のためですよ。ま、ついでにカラダがシマってくれれば、それはそれでウレしいけどね。

                      by 管理人・宮下

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2003年10月 3日 (金)

管理人の独り言 Vol.003


モーテル・ショット

アメリカ南部風ロックのおしどりデュオグループで、当時人気絶頂のエリック・クラプトンなどにも影響を与え、ついにはクラプトンが自らバックミュージシャンにまでなってしまったなどの逸話を持つ(当時は)御夫婦のデラニー&ボニーの、1971年の地味なアルバムです。タイトルの通り、まるでツアーの途中のモーテルでのバンド仲間とのリラックスした自然発生的セッションの様な録音で、伴奏もピアノやアコースティックギター、タンバリンなど、後年のアンプラグド・ブームを先取りしていたかの様です。で、何故このアルバムかと言うと、内容も歌い方も伴奏も、じつにゴスペルしているんです。参加ミュージシャンも彼等の人脈の凄さを物語る粒ぞろいのメンバーで、いつか V.O.U.K.でもこんな感じで歌えたらイイな、と個人的に思っております(^^)。
余談ですが、デラニー&ボニーは、映画『バニシング・ポイント』の中で、旅回わりの布教グループ(見せ物で人を集めて賛美歌を歌って布教する)という設定でチラっと出演して歌っています。

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2003年10月 1日 (水)

管理人の独り言 Vol.002


Amazing Grace: The Complete Recordings

ソウルの女王ことアレサ・フランクリンの 1972年の名アルバム『Amaging Grace』の完全版として数年前に再編集されて発売されたこのCDは、ロスアンゼルスの教会で二日間に渡って行われたミサ(?)を、出来るだけそのままの形で録音したものです。勿論、信者の方達も参加しています。ここでのアレサは、幼い頃から歌い親しんできたゴスペルの数々を、素晴らしいバックミュージシャンやコーラス隊、そしてジェームス・クリーブランド師の説教を交えながら、朗々と歌い上げています。アレサは幼少の頃から、宣教師だった父とともに、各地の教会で歌っていた様で、ソウルの女王と呼ばれる様になっても、ゴスペルこそが彼女の歌の核となっていたのでしょう。
アレサは、1987年にも同じ趣向のアルバム『One Lord, One Faith, One Baptism』を作っていて、そちらも素晴らしい出来映えです。

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2003年9月30日 (火)

管理人の独り言


真夏の夜のジャズJAZZ ON A SUMMER'S DAY

マヘリア・ジャクソンと言えば、ゴスペルというか黒人霊歌の歌手として世界的に有名な女性歌手です。私が彼女の歌う姿を初めて見たのは、『真夏の夜のジャズ(Jazz On A Summer's Day)』という映画でした。1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバルのドキュメンタリー映画で、最後に登場するマヘリアの歌は、ジャズを聴きに集まった聴衆の心を一気に鷲掴みにする力強いものでした。ゴスペルが、そこに集った多くの聴衆にとって、生活の一部であり、人種・宗派の別こそあれ、幼い頃から親しんできたものでもあったからかも知れません。しかし、マヘリアの歌声は、私の様なキリスト教に馴染みの無い者にも強く響いてくるものでした。
ちなみにこのジャズフェスティバルには、サッチモことルイ・アームストロングからロック&ロールのチャック・ベリーまで、幅広いジャンルのアーチストが出演していて、彼等も映画に登場しています。写真家のバート・スターンが監督を務めたこの映画は、映像も音楽も素晴らしいものですよ。

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